刀神乱魔12 | あ~やんのどりーむぱーてぃー

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わたしの見た夢を皆さんに紹介しています。どうぞ暇潰しに見てやってください(笑)

アリス「今のうちに」

アリスが地面に手をかざすと光が円を描き、それが扉の絵になった

アリス「さあ入って」

扉が開く。メリルが中に飛び込むのを見てカリルが飛び込んだ。紅紅李はアリスを見る。アリスが微笑んで頷くを見て紅紅李も飛び込んだ



中に飛び込むとどんどん落下して行く。先に飛び込んだメリルもカリルも姿が見えない。後から来ているはずのアリスも見えない。少し不安になった頃光が見え、紅紅李は目を閉じる

アリス「もう大丈夫よ」

と言う声で目を開ける。目の前に大きな教会が目に飛び込んでくる。人の声で振り返ると小さな町がある

紅紅李「ここは?」

スクレ「ここは大陸の果ての名もなき小さな町。我々はここを拠点に抵抗運転をしている」

アリス「そして今日あなたが来てくれた。あなたが真の力に目覚めた時、この世界が救われるの」

紅紅李「わたしが?」

アリス「いきなりで驚くと思うけど、あなたの刀神を見てもらえる?」

紅紅李は光夢をアリスに見せる

アリス「柄のところに小さな穴が空いているでしょ?そこにその刀神の失われた力を取り戻すの。そして、闇の皇帝に唯一対抗できる刀神になるの」

と言われても、この世界に来たばかりでまったく理解できない

アリス「いい?あなたはこの戦いに決して逃げることは許されない。いずれわかるわ」

と立て続けに言われても、もういっぱいいっぱいだった。それがわかったのか、アリスは微笑んで


アリス「とにかく今日は疲れたでしょ?休みましょうか」

教会の中のひと部屋に案内された



紅紅李は部屋に入りベッドに座ったところで記憶が切れた。目が覚めると、窓の外は暗くなっていた

アリス「いいかしら?」

紅紅李「は、はい」

アリスが入って来る。さっきまでの雰囲気と違うような気がした

アリス「緊張してる?」

さっきまでのアリスは高貴な雰囲気があったが、今のアリスは紅紅李が知っている高校の先輩の有栖川貴美子(ありすがわきみこ)だった

紅紅李「アリス…様」

アリスはクスッと笑い

アリス「今は有栖川貴美子よ。そんなに緊張しないでよ」

紅紅李「先輩」

アリスが笑顔で頷く

アリス「いきなり、こんな世界に放り込まれて大変だったでしょ?」

紅紅李が頷く

アリス「私も大変だったのよ。なんとか仲間を集めて、なんとかやってる感じ」

アリスが大きなため息を吐く

アリス「でも正直あなたが来てくれて私嬉しいの。私人見知りだからね」

紅紅李「そうだったんですか?」

アリス「向こうの世界でもバレないように演技してたから」

2人は懐かしい話に花をさかせていたが、それも長くは続かなかった



つづく