勇気と夕貴は途中ショップに入り服を買う。さすがにウェディングドレスとタキシードでは目立つ。というかすでに目立っていた。ショップと入ると一斉にスマホが向けられる。2人はかまわず服を選び、着替える。会計は勇気のカードで済ませ、着てきたウェディングドレスとタキシードをホテルへ届けるように頼んだ。ショップを出て地下鉄に乗る(途中でATMでお金をおろした)そして新幹線に乗り新潟を目指した
夕貴「ごめんなさい、お金は後で返すから…」
勇気「いや、いいよ。今回はうちの親もかんでるようだしね。それにあのドレスじゃなにも持てないしね。実はさ、嫌な予感してたからさ財布と携帯を持ってたんだよ」
夕貴「それでこれからどーするの?」
勇気「どーせだから、ちょっと旅行でもしようか。すぐ戻ったらうるさいだろうし」
夕貴は頷いた
新幹線に乗って30分くらいすると勇気は寝てしまった。夕貴は勇気の顔を見る
私この人の奥さんに…
顔が熱くなる。手も熱い。勇気に握られた右手が・・・
目が覚める。どーやら夕貴も眠ってしまったようだ。もうすぐ新潟駅に着くので勇気を起こす。新潟に着くともう辺りは薄暗くなっていた
夕貴「これからどーするの?」
勇気「ホテルはとってるから夕食でも食べようか」
この人はなんて気のまわる人なんだ
夕貴はまじまじと勇気を見る
勇気「どーしたの?」
夕貴「いえ」
勇気「ああ、ホテル?ちゃんと部屋は別々だから安心して。それじゃ行こうか」
勇気が手をさしだす。夕貴はその手をつかむ。ドキドキ、手がドキドキする。まるで手のひらに心臓があるみたい、勇気にドキドキしているのがバレないかさらにドキドキする。勇気の顔を時々チラッと見る。勇気の顔がキラキラ輝いて見える
お店に入る。手を離す。夕貴はその手を離したくないと思った。ここで気づく
私、もしかして恋してる?
ゆゆゆ第3話波乱の告白①終わり