アイスランドからパリへ | 放浪予報士Kの地球温暖化を体感するブログ

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放浪と気象予報士、どちらが本職?
世界の色々な地域を旅して、天気ネタ(むしろ旅日記?)を日々綴っていこうと思います。



あっと言う間に8日間は過ぎ、次の街に移動するべき時が。
今回のフライトは、早朝6時過ぎなので、宿にもう1泊するかどうか迷う。
アイスランドは交通網が発達していないけれど、空港に行くバスだけは、本数が多く、しかも宿まで迎えに来てくれるので、とっても便利。
朝一の便に間に合うように時刻表が作成されていますので、早朝でも移動出来ます。

でも、アイスランド自体物価が高い。
私はその時YHのレイキャビークシティホステルと言う所に泊まっていたのですが、ドミトリーで17ユーロもする、日本円で2100円くらい。安いじゃん!って思ったそこのあなた!!
まだまだバックパッカーの金銭感覚がわかっていませんね。
2000円あれば、何が出来るか。。スペインの安宿なら、1泊して、プラスちゃんとしたご飯を食べに行けます。
たったの数時間休むだけ、しかもドミトリーでこの値段でしょ。

と、言うことで、初めから答えは決まっていたようなものですね。
意外かもしれませんが、海外で空港に泊まったのはその時が初めてです。

前日の最終のバスで空港に向かうと、案の定、他にも数人、空港に泊まるバックパッカーが。やっぱり同類を見かけると安心します。
私もベンチをゲット。ただの鉄のイスなので座り心地は良くありませんが、横になれるだけでもラッキー!
夜中でも意外と人の出入りがあるので、風が入ると寒い。流石に熟睡は出来ませんでしたが、我慢出来ないほどではありませんでした。

翌朝、2番目にチェックインをして、向かう先は再びフランス。
今度はパリです。
正直私の中のパリのイメージは、本当に悪くて、観光客に親切な人なんてほとんど見られないんだろうなと、思っていました。なので、実は相当覚悟して行ってたりして 笑
でも、ニコラが、『パリは夢見る街だよ』と教えてくれたので、私も夢を見てみようと思いました。

実際は、、第一印象が悪くてハードルが低かったせいか、滞在中イメージはどんどん良くなるばかり。スペイン同様、英語が話せない人が多かったですが、みんな笑顔で、ジェスチャーを交えて、道を教えてくれたり。
周りの人たちは、私が困っている時はいつも助けてくれました。
嫌な人には一人も出会わなかったかも。


パリは世界で最も観光客数が多い街。年間6千万人以上が訪れるとか。
前にテレビでパリ人の観光客に対する態度が悪過ぎてマニュアルが作られたとニュースで見ましたが、これはその成果なのでしょうか?それとも、私がたまたま良い人ばかりに出会ったと言うことなのでしょうか?
わかりませんが、私の中で、夢見る街に一歩近づいた瞬間でした。