ロンドンからの移動はトラブルだらけ | 放浪予報士Kの地球温暖化を体感するブログ

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放浪と気象予報士、どちらが本職?
世界の色々な地域を旅して、天気ネタ(むしろ旅日記?)を日々綴っていこうと思います。




ロンドンでの5日間の滞在が終わりました。
移動日は、早朝の便で出発だったので、朝2時半起きです。

今回はルタン空港を利用。
行く手順としては、まず、カルロスの家の近くにあるバス停に向かいバスに乗る。(ロンドンでは夜間もバスが動いています)
そして、ベーカーストリートにある、イージーバスと言う、空港送迎バスに乗り換え、空港まで向かうと言うもの。
文字にすると、そんなに難しくなさそうですよね。

当日、バス停まで送ると言ってくれたカルロスの言葉を固辞し、一人で向かう。
カルロスが言うには簡単な道なはずなんだけど、教えてもらったバス停が見つからない。違うバス停にいた黒人のお姉さんに聞いてみると、ここからだとちょっと遠いし、行った所でバスがすぐ来るかわからないから、送迎バス乗り過ごすかもねとのこと。

そのお姉さん、心配してくれて色々な解決法を模索してくれる。
タクシーは?ちょっと高いけど、と言われ、それも仕方ないかと諦める。
でも、お姉さん、多分私が値段を気にしていたから、正規のタクシー会社ではない所に連れて行ってくれ、予約の手続きを取り、更に、値段相場まで教えてくれました。あんな真夜中に知らない人間が話しかけてきたのに、とっても親切にしてくれて…本当に人の優しさを感じました。

タクシーのおかげで、ベーカーストリートに辿り着いたのは、送迎バスが来る大分前。とっても寒い中1時間ほど待ちます。

周りにもバス待ちの人がいっぱいいるから安心。
定刻通り、バスが到着。ロンドン近郊には空港がいくつかあるから、一応確認のつもりでルタンか聞いてみると、違うと言う。ルタンはあっち。と。

え!!もう時間なんだけど!!!
とりあえず言われた方向に歩いてみるけど、どこに別の停留所があるかわからない。あっちって言うから随分遠くまで探しに行ったのに、結局はすぐ10mほど隣の停留所のことでした。紛らわしいな、もう!!

とりあえず時間は過ぎてしまったけど、そこで待ってみる。
でも、別の会社のバスは来るけど私が予約したイージーバスは一向に来ない。
なぜ??もう飛行機の時間を考えるとそろそろ移動しないとヤバイ。

試しに別会社の運転手に乗せてと言ってみる。お金を払えばね。もちろん現金で。とつれない答え。実はさっきのタクシーでポンドを使い切ってしまってバス代を払えるだけの現金がない。あぁ、どうしよう。どうしよう。どうしよう。

しびれを切らして、先ほどまで並んでいた別の停留所に停まっていたイージーバスの運転手に聞く。
あぁ、これ、予約はイージーバスだけど、バス自体は、イージーバスのバスじゃなくて、別会社のバス(さっき現金じゃなきゃダメと断られた会社)に乗らなきゃダメだよ。ここ、別会社のイニシャル、書いてあるでしょ?と。

そんなん聞いてませんけど!!!!!
ってか、じゃあ、さっきから私は乗れるバスを見送りまくっていたってこと!?
時間もないのに!?

次来たバスに必死で説明。私は知らなかった。イージーバス=このバス会社だなんて。時間はもうとっくに過ぎているけど、乗せてもらわなきゃ、飛行機に間に合わない!と。

そしたら、バスの運転手、なんて言ったと思います?

これからは、キチンと予約書プリントしてこいよ!って。手で乗れって合図しながら。もう、カッコよすぎるでしょ 笑

結局、空港に着いたのは1時間ちょっと前、なんと、家を出てから、3時間以上も経っていました。