フランスとは? | 放浪予報士Kの地球温暖化を体感するブログ

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放浪と気象予報士、どちらが本職?
世界の色々な地域を旅して、天気ネタ(むしろ旅日記?)を日々綴っていこうと思います。


Bonjour!!!





この国を知らない人はいないでしょう。正式名称はフランス共和国。
人口は日本の約半分、6千万人ちょっと。総面積は63万2700㎢ちょっと。
このブログでは何度も書いていますが、日本の総面積は38万㎢に満たないのに、人口はゆうに1億人を超えている。
世界と比べると、本当にこの狭い国にとって、人口が過密すぎると思わざるを得ません。

フランスはこの広大な国面積を有効利用して、ヨーロッパ最大の農業国となっています。
2011年度のデータでは、EUの農業生産高18%以上をフランスが占めました。


フランス料理が発達したのも、そのような背景があってのことかもしれませんね。
実際、私がフランスに訪れた際、パンやケーキがあまりにも美味しくて、本当に感動しました。
目をキラキラさせてクロワッサンを食べていたら、ニコラに、「日本にはフランスの有名店が数多く出店してるから、味は対して変わらないでしょ?」と言われました。でも、やっぱり違うんです!

私は、自慢じゃありませんが、パン屋歴が長いです。しかも長いだけでなく、5件ものパン屋さんでのアルバイト経験があります。
なので、パンには少々うるさいと自負しておりますが、フランスで食べたクロワッサンの美味しいこと!!
日本ではクロワッサンを倦厭して(バターたっぷりでカロリーが高いため)あまり食べませんでしたが、こちらでは、美味しすぎてカロリーなんて関係ない!
やっぱり、小麦が違うのかな?それともバターかな?


また、フランスは日本人にも人気の観光地ですが、2013年度の世界観光客数ランキングでは、堂々の1位、8千万人を超えています。2位のアメリカに1千万人以上の差を着けての圧勝です。
日本は27位。やっと1千万人を超えた所なので、約8倍もの観光客が1年間に押しかけていることになります。
なので、特にパリは、本当に色々な人種の人を見かけ、世界の縮図みたいです。
観光客はもちろん、移民も多いため、アジア人も、アフリカ系の人も沢山いる。(私は全く知らなかったのですが、有名なサッカー選手のジダン選手もアルジェリアの移民なんですね)

ニコラのお家の近くでは、アジア人は私だけだったので、とっても目立ちましたが、パリでは全くそのような気遣いは必要ありませんでした。


そして、本当に申し訳ないのですが、私はフランスに来るまで、フランスに関して全く良いイメージがありませんでした。
フランス語しか喋っちゃいけないのだろう。もし、英語で喋ろうものなら、凍りつくような冷たい視線を浴びるのだろうと。

でも、実際はどうでしょう!!観光地以外では、英語が喋れる人はあまりいませんが、皆とってもフレンドリー。
パリやニースでは、英語が話せる人が多いし、何より英語で話しかけても、嫌な顔一つせず皆とっても親切!!マックの店員さんでさえ、注文の最後に、笑顔でBonappetit(召し上がれ)と言ってくれるほど。
フランスのイメージは180度違ったものになりました、本当に行って良かったです😄



最後に、私がフランスを訪れる少し前の9月24日、アルジェリアで一人のフランス人登山ガイドがイスラム過激派に惨殺されました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。