マズルをテープでぐるぐる巻きにされ、11月の寒空の下保護したチワックス「ゆきと」
MIMIZUには黙っていた事実があるの。
「ゆきと」は捨てられていたわけではないの、実は逃げてきたの。(正確には出て来た所を保護したとも言う)
一見空き家の傾いた一戸建て、窓という窓すべて幕で覆われ、夜になっても灯りが漏れず生活感ゼロ。
そんな建物から何匹ものワンコちゃんの鳴き声と男性の怒鳴り声。
何年も前から何度も何度も聞いた。
玄関の隙間からは乾いた無数のワンコちゃんのうんちが溢れ出てきていて、ペットフードの袋の端切れもちらほら・・・
その写真を撮って警察や動物愛護相談センターに相談するも何もしてくれなかった。
MIMIZUはヒマさえあれば自宅のベランダから監視してたけど、お散歩に行ってる気配もない。
ある日、そのおうちから男が出て来るのを目撃!
4〜50代、痩せ型、上下黒のスエット、頭にヘッデン!!!
ヘッデンよ!
その男は物置小屋に入り、ドンキの黄色いビニール袋からドッグフード(メーカー失念・着色料などが入った安いやつ)を取り出している。
やっぱり、ワンコちゃんがいるんだと確信!
男が家の中に入ったのを確認してから電気メーターを見ると回ってないッッ!
だからヘッデンか・・・
真っ暗の中で飼育してること自体虐待なのでは?
警察と動物愛護相談センターに掛け合ったけどやはりなにもしてくれない。証拠がないと動けないと。
MIMIZU1人じゃ、事件でも起こさない限り中のワンコちゃんたちを助けられない。。。
炙り出し作戦や、不法侵入上等作戦いろいろ考えたけど実行には移せずいた。
しばらくして、ワンコちゃんの鳴き声も男の怒鳴り声も聞かなくなった。
しかし、相変わらず玄関前のワンコちゃんのうんちは増えていく。(時々片付けられたりする)
↓2020年3月、片付けられた形跡
でも、多少残ってるのわかるかな?
おうちの前を時々通っては、証拠集め。
しかし、確たる証拠がないまま月日が流れ諦め掛けていた2019年11月6日夕方。
そのおうちの前を通ると、例の男が物置小屋にいてこちらに背を向けていた。
すると、玄関の隙間から「ゆきと」がキョロキョロしながら出てきた!
お顔を見てびっくり!!!
マズルにテープを巻かれている!
こ、こ、こ、これはッッ!
鳴き声を聞かなくなった理由はコレだ!!!
今、この時を逃したら助けるチャンスは二度とない!
男が気がつかないうちに捕まえようとするも「ゆきと」はすばっしこくて捕まえられない。
そうこうしてるうちに男に気づかれた!
あぁ~もう終わりだと思ったら男は玄関に入り「ゆきと」の名前を呼ぶでもなく、玄関の隙間からちらちら見てるだけ。
男に気がつかないふりをして、MIMIZUは空き地に「ゆきと」を追い込み・・・
あとはブログに書いた通り保護。
↓こちら
警察が来た頃には男は完全に家の中に入ってしまい、こちらを伺う様子もなかった。
警察に真実を話せば「ゆきと」はあの不衛生で劣悪な家に戻されてしまう。
それだけは絶対絶対阻止したかった。
今まで何度も相談したのに何もしてくれなかった警察だ。信用ならないと思った。
でも、今考えればそれは大きな間違いだったかも知れない。
あの時「この家のコです」と警察に言えば動物虐待から家宅捜査してくれて他のワンコちゃんも助けられたかも知れない。
かも知れない…
MIMIZUはこの時「かも知れない」の可能性を全く信じる事が出来なかった。
前に比べ、随分片付けられてると思っていた。心を入れ替えたのかと思っていたら…
先日、男は亡くなっていたという。
室内には数匹のワンコちゃんも亡くなっていたと。
いつか「ゆきと」のように自分から逃げてMIMIZUの前に現れてくれるコがいると思ってた・・・
甘かった。
結局助けられなかった。
ごめんね。本当にごめんなさい。
「ゆきと」は運の強いコ。
自分で犬生を切り開き、見事に幸せを掴み取った…
「ゆきと」たちのマズルにテープをぐるぐる巻きにしてた男がこの世から居なくなったのでこの真実をアップすることにした。
想像もつかない劣悪かつ不衛生な環境でマズルにテープを巻かれたワンコちゃん達が飼育されていたという真実。
そんな事が誰かの近所でもひっそりと起きてるかも知れない。







