中国製のカスタムコンバージョンキットは現在数多くのものが出回っており、まだまだ粗悪品のイメージが市場では多いようだ。このキットも通常の素組みはとても無理なしろもので、そのせいか一般の評価は大変低いようだ。しかし、熟練したカスタム職人(経験値としてはメカボックス分解組立3000回以上の熟練者を私はそう呼ぶ)が充分な設備やカスタムパーツの供給下で組み込まれたこのキットは素晴らしい味わいと耐久性を持ったカスタムに変身する。もともとスチールパーツを多用してしかも実銃のような細かい傷が走っているので大変リアルな仕上がりを見せる。是非手にしてまた使用してその味わい深さの仕上がりとフィールドで真価を発揮する耐久性を堪能していただきたい。

さて、このモデルはユニコーンのAK74UNのフルスチールコンバージョンキットにAK47Sのメカボックスを組み込み、耐久性抜群のスーパーベーシックTUNEを施したコンプリートカスタムの完成品だ。ハイダー・セレクター・ロアレシーバー・アッパーカバー・フロントサイト・ストック等がスチールパーツ、ハンドガード上下が木製の重厚な仕上がりのカスタムだ。パーツ製造はほとんど密造の実銃部品のノリで作られているので(アフガニスタンあたりの…)リアル極まりなく、仕上がりはまさにアフガニスタン密造職人製のごとく、ウェザリング処理をしたような出来上がりだ。マガジンはAK74の雰囲気が色濃く醸されるブラウン樹脂製の150連型が付属。マガジンはマルイ製と互換性があるので250連・600連も使用できる(別売り)。AK-74は1974年にソビエト軍が採用した銃で、従来のAK-47系列に替わるものである。一番大きな特徴は、口径が5.45mm×39になったことである。5.56mm弾は口径が小さく軽量であるため、射撃時の反動は小さく、命中精度も安定し、また弾の貫通性も向上する。ただし、貫通力があまりに高すぎると、銃弾が当たっても殺傷力はかえって下がってしまうので、5.45mm×39は銃弾の内部に特殊な空洞を作り、命中時に人体内部で弾が留まるように設計されている。AK-74は、AKMを基に作られたのだが、変更点は、小口径化の他、マズル部のマズルサプレッサーが大型化されたことである。マズルサプレッサーは反動を減少させるだけでなく、発射音を前方に拡散させる働きをもつ。また弾倉はAKMと同様にプラスチック製。AKS-74Uは、AKS-74の銃身を切り詰めたカービン銃で、「クリンコフ」という愛称がついている。銃身が極端に短いため、建物内部など、狭い場所での近距離戦闘に向き、特殊部隊などで用いられている。オプションとして、サイレンサーを装着できる。 レシーバに暗視スコープやドットを装備できるのがAKS-74UNである。 また、オサマ・ビンラディンが、傍らにこの銃を置いてインタビューに答える姿がしばしば報道されている。特にこのキットはアフガニスタンバージョンといっても良い出来なので、ビンラディン仕様といってもいいような気がします。メカボックスカスタムは電動ガンチューニングの耐久性アップの革命と言われるショック吸収タイプのハイプロテクションセクターギア搭載のスーパーベーシックTUNEだ。スーパーベーシックカスタムは電動ガンの宿命の断続的なギアへのショックを決定的に小さくするので目の覚めるような高耐久性を発揮する。また銃刀法改正法に対応した15%のパワーアップカスタムなので、集弾性と有効射程の向上が図れている(91m/s)。 販売価格44800円。

44,800円 (消費税込・送料別)

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