歯医者と読書(靴と縄文) | まさや爺さんの贈り物

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歯医者は、会社にいたときから同じ歯医者に行っているために、都会を通過します。朝早めに出発したために、電車は、学生達で溢れています。学生時代に越境入学みたいになって電車の中で本を読むのが好きになりました。電車の中では、普段読めない本でも読めることがあります。


 今日は「古代日本の不思議」と(日本人)を持って出かけましたが、込んでいたので、ICレコーダーで音楽を聴きながら行きました。普段あんまり町には出ないので、まるで外国みたいです。日ごと成長しているみたいです。韓国の留学生に「日本で一番びっくりしたのはなにか?」と聞いたことがありました。


 答えは、「町がきれいなこと」といいました。テレビから見れば、決してソウルもきれいな町だのにと思いました。シンガポールのオーチャード・ロードなんか見たらきれいな通りです。その後大阪で一泊したら、なかなか捨てたものでもないと感じ、まるで外国にいるみたいと思いました。


 歯医者の最寄の駅に早く着いたので、時間調整でコーヒーショップに入り、昔の面影のない駅を眺めました。時間通りに、見てもらいましたが、まだちょっと歯茎が膨れているので、膿を取り、すぐに治療が終わりました。そのあと駅のビルで靴屋と本屋覘きました。


 最近自分が興味を持っているのは、靴と縄文時代の土器です。靴は、トレッキングシューズを買って、歩きやすいので、山の頂上にこだわらない山歩きをするつもりです。その靴を買ったとき金券を貰ったので、もう一足買いたくなりました。


 縄文時代は、日本人の起源を調べると、中国や韓国の朝鮮半島から農耕民族が来る前に、シベリアのバイカル湖から狩猟採集民族がマンモスを追って、やってきたようで、最近は吉野ヶ里遺跡や三内円山遺跡などが発見され、そこから出土した縄文式土器を放射性炭素で時代測定したら、なんと1万2千年前とわかった。


 最近では、テレビで4000年前の長野県の諏訪に井戸尻遺跡から出ている土器は、火焔式土器とちょっと違った月の30日周期をかたちどっている。エジプト文明が今から5000年前で4000年続いたということに驚くより、日本では、すでに1万2千年前に土器が作られていたことに驚きました。


 ギリシャ文明のような都市国家的な大きな集落がすでにあって、中国の古文書にも倭の国は、100近い小さな都市国家、豪族のようなものがいたと書かれているようです。中国や韓国の人たちが日本に農耕文明を広める前からすでに、縄文文化はあって、農耕もすでに出土品から行われていたそうだ。


 中国や韓国の影響を受けたのは、弥生時代以降であり、大陸の難民を受け入れるだけの文化が、芽生えていたのであると思われています。(日本人)には、陸続きの大陸では、移動が可能だが、ギリシャ文明のエーゲ海は、地形の関係から都市国家が発達して、それをまとめる思想、キリスト教のような一神教が生まれたそうだ。


 退出自由国家に対して、農耕民族などは、不退出型国家という。しかし日本列島では、狩猟採集民族の縄文時代からすでに農耕がやられていたようなものが出土しているらしい。そんなことを聞くと縄文時代の日本がもっと知りたくなる。


 とにかく、すでに日本では多くの豪族というか都市国家みたいなものがすでにあり、大陸からの難民を受け入れる開かれた国であったようである。もっと本が読みたくなり、街中をウロウロしないで、帰宅した。そして近くの靴屋で、ジャングルモックという靴を頼んでおいた。


 DVDショップで、「椿三十郎」とスタジオジブリの「夢と狂気の王国」を借りた。その中で宮崎駿さんの言葉が、気になった。ディズニーのラスターさんが「トトロは、キャラクターは、どこから来たのか」と聞いた答えが、


 「日本は古来、自然のを畏敬する民族で、沢山の神がいるが、その神は、いい神か悪い神か誰もわからない静かにしてもらうために、空っぽのお社を建てて祀っている。そこからイメージしたのが、トトロです。」というようなことを言われた気がした。