年賀状(バタバタ・羊の絵) | まさや爺さんの贈り物

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このブログは、家庭菜園とフォルクローレを趣味にして、つれづれなるままに、書いたボケ防止の練習ブログです。


 羊の絵の帯

 羊の絵


デイサービスでクリスマス演奏会で今年の行事が終わって、 やっとゆっくりした時間が取れそうです。ほとんど和歌も詠まない、絵も描かない自分が、1年で一度だけ和歌と絵を描くのが、年賀状です。年末は、畑の収穫や大掃除とか新年を迎える買出しとか、何かと忙しいので、あまり時間を掛けれませんが、そこは、いい加減に年賀状を作ります。


 ここ数年の賀状を見てみると、同じような内容となっていました。やっぱり疲れてきたのか年をとるごとに、衰える自分を感じられるようになってきました。人間は、欲望の固まりだといいます。「あれがしたい。これがしたい。」と思うようにできていて、満足しないと不快感が生まれるそうです。


 最近の先輩達の年賀状には、「今年を最後の年賀状とします。」とかかれてあるものもあります。今までは、「出来なかったことが、できるようになる喜び、」そしてこれからは、「できたことが出来なくなる」悲しみを味わっていかなければならない時期に来たのかも知れません。


 十二支には、とても興味があります。先人たちは、なぜこの動物を選んだのだろうと不思議に思うことがあります。先日デイサービスで歌った「きよしこの夜」の中にも「御告(みつげ)を受けし、羊飼いらは・・・」と羊が出てきます。なにか先人達と羊の関係は、もっと深かったようです。


 そんなひつじを調べてみると、「羊」の字は、羊を正面から見た象形文字だそうで、羊を上から見ると「美」という象形文字になるそうです。大きな角を持った羊は、きっと美しいのだと思います。先人たちにとっては、この羊は、魔物の乗り物と言われ、神への貢物として、生贄にされたそうです。


 そんなこと知りませんた。今年の一年の大事件は、なんと言っても自分は、年末に入院でしたことでした。そんなわけで、病院で暇に任せて、一句を載せました。「美しく 姿を変える ひつじ雲 窓から見える 須磨の夕暮れ」確かに今年の入院は、応えました。


 後 年賀状に写真を貼り付けるのが大変です。それは、ブログのために毎日撮りつづけた写真が沢山あるから、その中から選択するのも大変です。そのためこれもいちいちチェックするのもしないで適当に選びました。もっといい写真もとているんですが、悩むのもいやなので、ここは、エイヤと選びました。


 羊の絵は、今まで版画なども作りましたが、もうペイントにマウスで簡単に直接かいて、何回か消したりしながら描きあげました。そして同じ絵をコピーして誤魔化しました。その描き方は、だんだんいい加減になっていきますが、「いい加減でもええやんか」と思うようになりました。


 ですから添付している羊の絵は、ペイントで自由に形を変えてお使いください。と言っても使えるものでもないと思います。またゆっくりとしたお正月にでも暇を任せて、ペイントの使い方などを勉強しておきます。