入院生活(糖尿病奮戦記 その1) | まさや爺さんの贈り物

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さあ入院することになりました。これで4回目の入院です。運動療法と食事療法、薬療法、インシュリン療法から薬療法と経験してきました。病室は、10階です。4人部屋ですが、いつも自分は窓側です。朝の光を感じられるので、窓際のほうが好きです。


 でもちょっと寒いこともあります。しかしこの病院は、阪神淡路大震災で、全壊して、新たに立て直した病院ですからまだ20年経ってないので、窓も二重窓で、ガラスとガラスの間に、日よけが入っているものです。窓を開けての開放感は、ありませんが、冷え込むこのごろとしては、助かりました。


 すでに二人の方が入院されていました。お一人は、体格のいい若い人で、同じ糖尿病で入院されていました。朝から晩まで一日中タブレットとスマホでゲームをやっていました。でも昼になるとたまに、服を着て外に出て行きました。もうお一人は、胆のう炎の方で、手術でとられたそうです。


 自分でも運動不足なので、病院では、いつも階段を上り下りしますが、10階をあがるのは、ちょっとしんどいものなので、階段で降りて、エレベターであがることにしました。入院したときには、その病院の蔵書を読むことにしています。


 普段自分の読めない本が見つかることがあるからです。しかしこの病院では、あまりいい本がないのを知っていましたので、日向ぼっこをしながら、家から沢山持ってきた本の中から、読みやすい本を選びました。これからどうなるか気になる香港の旅行記を書いた星野博美さんの「謝ヾチャイニーズ」という中国の旅行記です。


 井沢元彦さんの今紛争中の「ユダヤ・キリスト・イスラム集中講座」それと五木寛之さんの「親鸞」です。昔は、自分の浄土真宗が念仏仏教なので、念仏を唱えれば天国にいける他力本願のような簡単な理解で、それより自分で修行する禅宗の自力本願のほうがいいなと思っていましたが、よく本を読むと、違うことで、念仏仏教も捨てたものではないと最近思い出しました。


 そして日本人は、無宗教だといわれていますが、井沢元彦さんの「仏教・神道・儒教集中講座」や梅原猛さんの「梅原猛の仏教」などを読むとそうではないことが解りました。空海、法然などの本は、読みましたが、もう一度自分の所属している宗教の浄土真宗の本「親鸞」を読むことにしました。


 入院しているので、読みやすいものを選びました。婦長さんのような日tが来られたので、頻尿の相談をしたら、どれくらいおしっこが出ますかといわれたので、「1回200CCです」と答えると、「1回200CC出ていたら大丈夫、」「200CCおしっこがたまると尿を出すようになっている」といわれた。ちょっと安心しました。


 ベットの上に座っていると、回診ですと10人ぐらいの医師がやってきた。どうも4回目の入院なので、選ばれたらしい。「4回目の入院はどうですか、糖尿病をどのように思いますか」といわれたので、[自分は、一生懸命病院で努力するが、5年たつとだんだん生活習慣がずれてきてしまいました。」


「また感染症にかかり、血糖コントロールが効かなくなり、入院しましたが、やはり、コントロールができなくなるのは、必ず原因があることだと思いました。原因は、運動不足と間食が原因と思われます。」といいました。