フォルクローレライブ(SISAY) | まさや爺さんの贈り物

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 南米の土産物



 バイオリン


連日のフォルクローレの発表会・慰問演奏と終わり、ホッとしたところで、シサイのライブに行きました。このグループは、エクアドルの先住民族のグループなので、まさにインディアンの容姿をしている。髪はポニーテールにしていたり、顔色は、ちょっとブラウンで真っ黒いつやのある髪を束ねる。


 やはり背は高くなく、高地に住んでいるのか胸板は、とても厚く、長いサンポーニアでも簡単に吹いている。フォルクローレでサンポーニアをやっているとあの長いトヨを吹くのが夢でもある。垂水駅の茶房「伽藍洞」に着くとなんとみんな並んでいた。


 何か整理券が出されていた。こんなのははじめてである。受付をして、ドリンクを注文して列に並ぼうとしたら、先日、グループの応援をしてくれた人もきている。開演が6時からなので、勤めの人には、ちょっとギリギリである。いつも後ろに立ってみることにしている。


 このグループは、追っかけが多く、今回でも福岡から人もいるそうだ。もうちょっと待てば、九州で演奏するのに、待ちきれないのだろう。この会場は、50人で満員になるスペースなので、ほんとに演奏者と触れ合う感覚である。普段と違い、フォルクローレや南米の土産物が並んでいる。


 チュリというサンポーニアの小さいものが、1000円ぐらいで売られていた。演奏が始まった。以前聞いたシサイの演奏と違って感じた。先日聞いたウェイノの演奏は、年齢が高いので、何かしっくり来る。シサイは若い演奏家なので、歯切れはよいが、もうひとつやさしさがないように聞こえてきた。


 自分が変ったのかシサイが変ったのか解らない。今回の演奏は、シサイの6人グループと音楽機器を扱う人が1名の総勢7名である。最近は音楽機器の調整は、パソコンでやっている。先生の重い機器に比べて便利であると思った。


 曲目は、以前20年ぐらい前東京でシサイがストリートライブをしていた頃の思い出の曲だそうだ。このグループ韓国でよくライブをしているのか韓国に10年ぐらい住んだメンバーが2人もいる。今日来てなかった古い友人によると、ストリートライブは、通行人を立ち止まらせるために、アップテンポの曲になるらしい。


 そんな意味で、ちょっと雑な感じが出たのかもしれない。エクアドルのフォルクローレは、自分は好きである。いろんな南米独特の楽器が使われる。バイオリン・マンドリン・パンパイプ(サンポーニア)・ロンダロールなどほかの国ではあまり使わない楽器を使う。


 以前先輩がいたときは、音楽会で、バイオリンとバンドネオンが入って一緒に演奏したが、まるで自分までうまくなったように思えたことがあった。自分はロンダロールを持っているがまだ習得していない。小さいときに自分もバイオリンをひいたことがあるが、キラキラ星しかひけなかった脱落者である。


 さすが自国のエクアドルの曲を演奏するときには、バイオリンも出てきてなかなかいいものである。そのリズムは、サンファニートというリズム自分たちも発表会のときに、リンダ・ベルをやったので、とても身近に感じた。


 サンファニートは、スペイン語で「サン・ファン」という「聖ヨハネ」から来ているのでその祝日の舞曲のリズムだそうだ。YOUTUBEで見ると体を左右に揺すりながらケーナやサンポーニアを吹いている。これを見て舞曲なので、こうゆう吹き方もありだと今年の発表会には、やってみた。何か踊りに参加した気分になる。