いつも何度でも(発表会) | まさや爺さんの贈り物

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昨年のケーナ教室の発表会のときに、「千と千尋の神隠し」の主題歌「いつも何度でも」を演奏しました。これは、東北大震災のあと、ロシアの国籍を取得したロシア代表となった川口悠子さんが、スケートのエキシビションで選んだ曲だそうです。

 このアニメは見ましたが、記憶では、千尋の両親が、食べて豚になった思い出がありました。でもこの歌詞を聴いていると、びっくりしました。そこには、震災にあった人たちへのメッセージががこめられていました。気になるフレーズがあります。

 「繰り返す 過ちの そのたびに 人は ただ青い空の青さを知る・・・さよならのときの 静かな胸 ゼロになるからだが 耳をすませる 生きている不思議 死んで行く不思議 花も風も街も みんなおなじ・・・・いつも何度でも 夢を描こう 悲しみの数を 言い尽くすより おなじくちびるで そっと歌をうたおう・・・海の彼方に もう探さない 輝くものは いつもここに わたしのなかに 見つけられたから・・・」何と言う歌なのだろうとびっくりしました。

 そして今日またYOUTUBEで聞いてみると、なんとチェルノブイリの原発を経験したウクライナの若い歌い手が2年前に来日してこの「いつも何度でも」を歌っていたのです。でもそんな彼女の歌も日本では、通じなかったみたいです。こんなことがあっていいのだろうかと思っています。ぜひこの歌を聴いて、東北大震災のあった日本を考えて欲しいものです。こんなロシアの娘さんが、この歌の意味の深さを感じ取ってることにも、驚きを感じています。

 ウクライナ美女が"千と千尋~"主題歌を熱唱 Nataliya Gudziy sings "Spirited Away" http://www.youtube.com/watch?v=ry_WACFd8Ds&feature=related