こんにちは

ヘルシーホームアドバイザーの正田純子です

 

自然素材の塗り壁。

健康志向から、とても人気がありますね。

 

塗り壁には「調湿機能」があります。

ジメジメした季節には湿気を吸い、

乾燥する時期には適度に湿気を放出します。

 

室内の仕上げ材として使用すると、

部屋の中の空気を快適に保つ力があります。

思わず深呼吸したくなるような、気持ちの良さです。

 

 

塗り壁の中でも人気の高い漆喰(しっくい)珪藻土(けいそうど)

どちらが室内の仕上げ材として向いているのでしょうか?

 

漆喰の原料は、石灰石。

珪藻土の原料は、海底の植物性プランクトンである珪藻が化石になったものです。

 

原料だけで比較すると調湿性の面では珪藻土の方が勝ります。

珪藻土の方がポーラスと呼ばれる細かい穴がたくさんあるからです。

 

しかし、珪藻土は、珪藻土そのものに固まる力がないので、

粘土や合成樹脂などの固めるための添加物が必要になります。

添加物の影響でせっかくの調湿性が低くなってしまうことも多いのです。

 

一般的に使われている珪藻土の塗り壁で、珪藻土含有率は30%程度。

中には、珪藻土が10%に満たないものもあります。

それでは、調湿機能は期待できませんね。

 

固めるためのセメントや粉末樹脂ボンドの配合。

塗りやすくするための可塑剤、粘度調整剤の配合など、

化学物質が配合されているものもあり、

そうなると、もう「自然素材」とは言えないものになってしまいます。

 

珪藻土を選ぶのでしたら、

信頼のおける業者さんにお願いするのが賢明だと思います。

 

ちなみに

珪藻土のphは中性。漆喰は強アルカリ性。

防カビ、抗菌を期待するのであれば、漆喰の方が有効でしょう。

 

 

また、漆喰に比べ、珪藻土はやわらかいので、

素朴で優しい印象の空間づくりにはぴったりの素材ですが、

その反面、傷に弱く、硬いものが当たると削れたり、

経年とともに剥げたりする傾向にあります。

 
 

 

一方、漆喰は原料である消石灰が空気中の二酸化炭素と反応して固まるので

(Ca(OH)2+CO2→CaCO3+H2O)

時間と共に硬度が増し、簡単には剥がれません。

エジプトのピラミッド、万里の長城の組積、フレスコ絵画にも使用され、

漆喰の歴史は5000年ともいわれています。

 

傷つきにくく頑丈な漆喰は長期的にメンテナンス(塗りなおし)が

不要なので、コストパフォーマンスに優れていると言えます。

 

 

 
エアサイクルハウジングの漆喰は、
無添加の漆喰を使用し、塗る時にも化学糊を使いません。

天然の海藻糊を鍋でコトコト炊きながら、現場で混ぜ合わせて塗っていきます。                                  日本の伝統を受け継ぎながら進化させた「本物の漆喰」です。

 

 

クロスの上から塗れる特別な漆喰でリフォームもできます。

http://www.passive.co.jp/material/