将来のこととマドレーヌ | りうりー的房間

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個人的、記録的、日記的、な。

久しぶりに実家へあがり、両親の話し相手を勤めようとしたのですが、結果は惨敗。
両親のこれからのことを元気なうちに考えておきたいのですが(同意が必要だから)、嫌だよね、本人としては。
そりゃそうだよね。

話の雲行きが思わしくなく、こちらもついつい優しい言葉を選べなくて、そしてママが結局「もういい!」と。

長男である弟くんに離れて暮らしているからこそ長男としての役目を認識させたいのだけど、親としてはそういう気持ちではないらしい。
子どもなんだから、誰だって親を大事に思うでしょうよ、離れてたって。
遠慮することないのに。

元気なうちに色々考えてできることをしておかないと、そうでなくなってからだと手間もお金も3倍以上と知ったのですが、こちらとしても「嫌だろうな、自分の先のことなんて」と思うとこれまで言えずにいたし。

責めてる訳じゃないし、責める理由がない。
まあ、いざとなったら子どものいない私が面倒なものを全て相続して、そしてそのまま私が死ねば後は知~らない、ってことになるか。
(いや、既に自分が死んだらああしてこうして、と考えて色々処分や計画をしてる私としてはそのまま死ねないかも)




と、なんだか嫌な気持ち。
話さなきゃ良かったか。
親だとついつい、他のお年寄りと同じに思えなくてきつくなっちゃうのかも。
反省。

で、落ち込んで帰宅してなぜか食べたくなったマドレーヌ。
写真のような形の。
母方の祖父母の家の近くに、菓子製造機械の工場があり、そこで試作したマドレーヌを直販していました。
ケースは銀色でした。
もさっとして重い生地なんだけど、レモンが効いていて美味しかったのです。
もう一度食べたいのですが、今はもう売ってないようです。

おばあちゃんと工場の門の脇の売店でよく買ったなぁ、としみじみしました。
おばあちゃん、どうしたらママに私の気持ちが伝わるかしらねぇ。
(そういう自分もよくわからない)

しかしなぜもう30年くらい昔のマドレーヌを思い出したんだろう???