坂を下る夢を見た | りうりー的房間

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個人的、記録的、日記的、な。

東京のどこかを車で走っていた。
住宅の密集する細い道を、
ナビもないのに迷わず走っていた。


他の車もかなり同じ方向に走っていて、
続いて走っていたら、
急勾配のジェットコースター並の下り坂で、かなり無理をしながらでもきちんと下った。
くねくねした坂だった。

おおー、急に坂でびっくりしたなあ、
と思っていたら、また坂道。
下が運転席から見えないほどの勾配だった。

さすがに車を降りて、
はて、どうしたものか、と考えていた。
坂には横に滑り止めの線が入った塗装がされていて、見ていると下から人々が散歩の途中といった風に、汗をかきながら登ってくる。


そこに、「そこは危ないよ」と声をかけてくる人がいた。
見ると亡くなった父の従兄弟と、同じく亡くなった母の弟だった。

「あー、おじちゃん、すごい坂でびっくりしたよ。さっきも知らずにすごい坂を下ったけど、ここはさすがに無理かも。」
おじちゃん二人は笑って、
「無理しないで、違う道に行った方がいい。」と。


「おじちゃん、ここはどこ?」
「わからないなあ。」
「原宿はどっち?」
自分では原宿の近くにいる気がした。

「原宿は、あっち。」
二人して、かなり遠くの進行方向とは別の方を手で示す。

「新宿は?私、新宿に行きたいんだよ。」

そうだったのか、私は新宿を目指していたのか。でもなぜ?
「新宿はあっち。」
またも別の方向だった。

「わかった。ありがとう。行ってみるね。」


のんびりと会話して再び車に乗り込んだ。

くねくねした道を尚も行くと、小学校の校門の脇に馬が繋がれていた。


実家に場面が移り、母に報告する。

「お母さん、東京の小学校で馬を飼ってたよ!」
「そう、私たちの頃は珍しくないわよ。」
母は東京の出身だが、小学校時代は東京にいなかったはずだ。

「夢ですんごい坂を下ったんだけど、亡くなったおじちゃんが出てきたよ。○○おじちゃんと△△おじちゃんだよ。気をつけてと言ってた。」
既に夢を見た報告を夢の中でしている。


というところで目が覚めた。
かなり大きい声で寝言を言っていたようだ。


この夢は2本目で、
1本目は冷蔵庫に残しておいた納豆2パックを、私が寝た後、殿が食べてしまったと、罵る夢だった。

「何で食べるのー!煎餅でも食べときゃいいのに!何でー!」
と寝言で大声で喚き立て、何事かとまだ寝ずにテレビを見ていた殿がやってきた程だ。
ちなみに私は納豆が好きではない。


2本立てに疲れてベッドから出てリビングへ行くと、
煎餅の残骸がゴミ箱に押し込んであり、
深夜に一人笑った。



車で坂を下る夢は、「間違った方向に走っている」ことを意味するとか。
体調不良やエネルギーの衰えも。

新宿に行こうとしているのは、「目標に向かって進もうとしている」。

亡くなった人は、何かを示していると。
気をつけて、ということ?


まあ、夢占いは遊びだけど、何かしんどい夢だった。
陰性判定の日だったから、そんな夢を見たのかな?
間違った方向とは何だろう?