通りかかったスパがステキだったので、
帰国前日の夜、入ってみました。
「悦禾泰式養身會館」 Villa.like です。
水が壁面を流れる、おしゃれな外観どおり、
店内は照明を落とし、タイのリゾートを模したインテリア。
スマートな身なりの男性が丁寧に迎えてくれました。
ところが、向こうは私の中国語を理解してくれるのですが、あちらの言うことがさっぱりわからない![]()
「大変恐縮ですが、ただ今少々お時間を頂戴しなければお客様御所望のコースをご案内する準備が万全ではございませんゆえ、当店からタクシーで10分程度の所にもう一店舗ございます。
ええ、ご足労お掛けして甚だ恐縮ですが、私共の手配でご乗車いただくことをご辛抱いただけますでしょうか、否か?平にご容赦いただいて、ええ、200ドルお値引きさせていただくことをお許しいただければ幸いにございます。」
・・・・・的なカンジ???
このおおよそは、私がもう一店舗あることを知っていたためと、マネージャーの彼が途中から英語を使ってくれたためわかったあらましなのです。
さっそくスタッフがもう一店舗に電話してる。
あ、でもさ、そこからまたタクシーでホテルに帰るの面倒だ。
「あのー、私、そこのシャングリラに泊まってるんで・・・」
「えっ、左様でございますか、しからば更に少々お待ちいただくことに異存はございませんでしょうか、否か?」
みたいなやりとりがあり、少し待って、
「えっと~、今ムリってこと?」
と聞くと、
「いえいえ、ただいま!」
とエステシャンが現れて、施術と相成りましたとさ。
・・・・・何なの?
しかも、明細見たら200元値引きされてた。
もしかして、最初のマネージャーのせりふ、全部私の勘違いなのでしょうか![]()
しかしかなり落ち込みました。
マネージャーは終始にこやかで、一生懸命会話してくれる。
なんで聞き取れないんだろう・・・。
後で私なりに解釈したことは、
高級店で非常に慇懃かつ丁寧な言い回しだったせいだ。
上記のような会話だったとしたら、確かにわからないかも。
私が知ってる中国語は、
「今準備できないからもう一軒の店行ってくれる?タクシーでね。値引きするからどう?」
くらいなのかも。
(ただし、本当にそういう内容だったとしたなら、の話)
確かに、ホテルでも聞き取りにくかった。
駅地下のおばちゃんとかは全然大丈夫だった。
タクシーの運ちゃんともおしゃべりは弾んだ。
高級で上品な言い回し、のため、ということにしよう。
そして、帰国後は中国語の勉強、再開しよう!
何しに来たかわからないスパ訪問だったのでした。
・・・で、マッサージへ。
