ジャルダン・ノスタルジックでのお花のレッスン。
毎月いろいろなメニューを用意してくださっているので、興味のあるレッスン、都合のよい日を選んで、気軽に参加できます。
私はこれまで4回参加させていただきました。毎回とても楽しい時間を過ごしています。
レッスンで教えていただくことは勿論勉強になりますし、健一先生、孝さんとのお喋りにも心癒されています
さて、今回は「ガラス花器への投げ入れ テーブルに飾る花」
普段職場では適当に(汗)活けているので、もっと勉強しなくちゃと思っていました。
今回使わせていただいた花器がこちら
こんなに大きくて、口の広いスクエアの花器なんて、これまで使ったことがありませんし、どうやって活けるのか想像もつきません
先生曰く、四角い花器は、バラの花を敷き詰めるなどのモダンなスタイルにも、今回挑戦するナチュラルなスタイルにも使えるとのこと。それに、ガラスには透明感もあり、夏にピッタリ。
でも難しそうです
投げ入れは、オアシスも要らないし、水あげの弱いお花でも安心して使えるとのこと。
また、水のメンテナンス次第で長くもつし、早く仕上がるという利点があります。
ただし、持ち運びには不便なので、人へのプレゼントには向かないですよね。
お花を使った作品には、それぞれの用途があり、それぞれの利点があり、学ぶことが多いです。
今回使う花材料は、
ビバーナムコンバクター、紫陽花の葉、アガパンサス、粟、アバランチェという白いバラ。
そしてこのカラー!素敵な色でした。
おまけに八重咲き これは偶然できたものではないかとのこと。こんなカラーが見られるなんて、幸運でした。
このやつでは、お店の脇に生えているんだとか。
そのほか、チョコベリー、グリーンスケール、
そして、トケイソウというつる植物。こういったつるの植物は、作品に深みを与えてくれるそうです。
ところでこの夜はどんな作品を目指すのかな?
あまりよく考えないで来ちゃったんですけど・・・・・
健一先生の見本はこちら
じゃーん すごーーーい!素敵
今目の前にある空っぽの花器が、まさかこんな風に美しく飾られるなんて信じられないです
私が想像していたものと全然違いました!
お花や葉物がぎっしりと入っているというのに、全く窮屈そうではなく、ナチュラルに、ふわっと入っています。
こちらは反対側。この夜はテーブルに飾る花というテーマなので、四方から見て美しいアレンジを目指さなければいけません。
こんなにレベルの高い内容だって知らずに来ちゃった私。私には無理じゃないですか?
私がしり込みしているのに、健一先生はニコニコしながらかるーく受け流し、レッスンはスタートしました。
まずは健一先生の作品を全て取り出し、デモンストレーションをしながら説明をしてくださいます。
やつでの大きな葉を花器に沈めます。面白いですよね。
昨年、パリで金本久美先生に教えていただいたときも、アイビーのつるをブーケの茎の部分にぐるぐる巻くやり方を教えて頂きました。それをそのまま花瓶に活けると、ガラスの中の部分まで美しく見えるんです。
葉をそのまま水に浸けっぱなしって大丈夫?と思いましたが、固くてツルンとした葉は腐りにくいので大丈夫なんだそうです。
このグリーンだけでも、色のグラデュエーションが素敵 今回使う花器は、口が大きく開いているので、まずはお花を活けやすいよう、口の部分に網状の構造をつくります。
今回の花材の中では、ビバーナムコンバクターのように、枝分かれがジグザグになっているものを使います。茎の先端は必ず花器に触れさせ、安定させます。また、水に入る葉は取ります。
後でお花を安定して活けられるよう、この段階で出来るだけ構造を複雑にしなければなりません。
こういった口の大きな花器を用いる場合は、今回のように自然の枝を使ったり、「チキンワイヤー」という金網を使ったり、あるいは先にブーケを組んでから入れたりするそうです。
こうしたグリーンは、最終的には脇役になるかもしれませんが、この段階でも軽くグルーピングし、また、手前だけでなく後ろ側にも気を遣っておきます。
そしていよいよお花を活けていきます
まずは目立つお花から。
この続きはまた次回お届けします