7月 検診 | IgA腎症 幸せへの道筋

IgA腎症 幸せへの道筋

現在アラサー。
2013年Iga腎症と診断され治療中。
発症はおそらく大学生。
病歴長くても寛解目指して頑張るゾ!
Iga腎症になってからの振り返りと日々の心の内のブログ。


ジリジリジリジリ。
夏の暑い日射しが痛い。

ミーンミーンミーンミーン。
セミが沢山鳴いている今日この日は、H先生の外来の日。
会うのは2回目。

15時からの診察。会社は後半休。
病院へ向かう途中、汗が上から下へと何度首下へ流れたことか。

汗のひかない中、早速採血。
ちょちょっと終わらせた後は採尿。

ちゃんと出たものの、見るからに今日も薄いっっ。

外来室の前に向かうと、やはり人で椅子が埋まっていた。
数えると8人くらいだろうか。
前回よりは少ないのかなぁ。
でも、今日もきっと待つんだろうなっっ。

しばらくすると看護師さんが声をかけてきた。

まだ採血の結果がでておらず、呼ばれるまで時間がかかるそうだ。
ここで待っていても良いし、一度外へ出て戻ってきても良いし、とのこと。

ドトールへ行った。
1時間後、16時過ぎ、病院へ戻る。

診察待ちで、あれだけ出ていた汗もすっかりひいて、たちまち寒くなった私は受付の方にかけるものを貸してもらった。

少し経つと、

「大丈夫ですか?風邪をひいちゃいけないから」

と、大きなタオルケットを持ってきて、私にかけてくれた笑。

なんて優しいっっ!

本当は少し寒かったけれど、すでにバスタオルを2枚も膝と肩にかけている。
そんなに借りるの恥ずかしいし、悪いな、って思っていた。

しかし、さすが病院。
弱者に優しい場所。

顔と足先以外、タオルケットに覆われた私はウトウト、こっくりこっくり院内で少しお休み。





端から見たら異様な光景だろうな笑。
診察待ちのソファーにタオルケットに全身くるまれた人 笑。

そして目が覚めると、いつの間にか私含め残り3組になっていた。

次かな?次かな?
まさか、最後?

結局、私の名前は最後に呼ばれる笑。

時計の針は18時15分。
待つこと約3時間以上、ようやく先生とご対面できた!

この後およそ10分で終わるのだが笑。

診察室に入り、また先生の外来に来ることとなった経緯を話し、早速上咽頭の治療をしてもらった。

相変わらず痛いけれど、毎週やっているだけあってこの痛さにはもう慣れた気がする。

綿棒を見ると、これまた前回同様同量の血がつく。

「まだ道半ばだね」

道半ば。まだ遠いってことかぁ。
でも、前回よりは前進している。綿棒の血も、気持ちも。
あの迫り来るような緊張感、先生に会えた感動、泣きそうになった弱い気持ちは、今日の私にはない。

ただ、

「舌の位置が低いね」
「舌、歯にくっついてるでしょ?」
「『かいうべ体操』、やってないね?」

週一で○○病院で上咽頭をやってもらっている私。
やってもらっているから大丈夫、きっと治る。
「やってもらう」に甘んじている自分の心を見透かされたように感じて少しドキッとした。


「小さなことからコツコツだよ」


他人任せではなく、自分でも治す努力は必要だ。
ただ、ここまでやれば治る、これだけやれば治る、といった明確なゴールが見えない。
見えない目標に向かって努力するって、大変。
辛くなっちゃうよ。

でも、何度も思い直すけれど、病気を治すってことは、先生の力、そして何より自分の病気に向かう姿勢が大事なんだよね。

で、今回の結果は、、、





やっぱり尿が薄かったかぁ~笑。

ので、今回も潜血1+は手放しでは喜べない数値だとのこと。

早く潜血を消したいならもう一度パルスをやるのがベストだそうだけれど、もうパルスはやりたくない私。


そんな私の寛解への道は、

→「かいうべ体操」をやること
→口呼吸を治すこと
→Bスポット治療で潜血を消すこと

Bスポットは自分でやるのが一番だよ、とは言われたものの、三日坊主で終わる私はやっぱり通院して頑張ることにした笑。
(鼻うがい、去年9月末頃からチャレンジしたものの、したりしなかったり。今年2015年1月には完全にしなくなりましたっっ)

「大丈夫、鼻治せば潜血なくなるよ。
でも、上咽頭治療で血がつかなくなっても潜血が出るようなら、また来なさい。
原因、そしてまた別の治療方法を考えないといけないから。」

ということで、今回の診察は終了。


疲れたぁーーーーーーーーーーー。。。。。

トボトボ、1人歩いて帰る。

帰り道、空を見上げた。





空は、まだ明るい。

信じよう。

治療の道も、まだ明るい。

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