その続きです。
Dさんと手を組み、サクラを使うことにした、元上司のSさん、
そこで、Sさんは、バレないよう慎重にサクラを入れるようにしました。
まず、サクラを使うのは、月3、4回程度で、新台入替や7の付く日など、高設定を入れても怪しまれない日のみにしました。
その為、最初の1、2ヶ月目は問題なく過ぎました。
しかし、3ヶ月目に思わぬトラブルが発生します。
それは、設定6を入れたものの、思うように出なかったのです。

それに怒ったのがDさんです。
Dさんは、打ち子(サクラ)に日当で決まった金額を支払っているので、利益が少ないと、自分の取り分がなくなってしまうのです。
仕方なくSさんは、Dさんの怒りを鎮めるため、サクラを使う回数を月に7、8回程度まで増やすようにしました。
そうなってくると、常連様が気付き始めてきます。
「あまり見ない若者が、いつもドル箱を積んでるぞ!」と、スタッフに愚痴をこぼす用になってきました。
「このままではマズイ!」と思ったSさんは、C君に、サクラを使う回数を減らしてもらうようにDさんにお願いしたいと相談します。
C君は自分がDさんを紹介した手前、責任を感じて「Dさんにお願いしてみます」と言ってくれました。
数日後、Sさんのお店の閉店後(調整終了後なので、深夜2時過ぎ)に、お店の駐車場でDさんに会う約束をしていました。
SさんとC君は、約束の場所に向かいました。
そこに停まっていたのは、1台のベンツ。
Dさんの車ではありません・・・。
そして、車から出てきたのは、ひと目で一般人とは違うとわかるオーラを持った人物でした。
続く・・・。
[ 雑記 ]
パチンコ店が地域に存在する意味を示す、いい取り組みだと思う。

kenbozu @キング観光近鉄四日市店(通称よんキン)