パチンコ店にサクラはいるのか? ④ | 元パチンコ店長が語る「業界話」

元パチンコ店長が語る「業界話」

パチンコは立派なエンタメ企業!
大手パチンコ店勤務、業界歴11年の元パチンコ店長が語る業界の話について。

前回は、自分の元上司だったSさんが、サクラを雇い入れる"きっかけ"を話しました。

その続きです。


Dさんと手を組み、サクラを使うことにした、元上司のSさん、

そこで、Sさんは、バレないよう慎重にサクラを入れるようにしました。

まず、サクラを使うのは、月3、4回程度で、新台入替や7の付く日など、高設定を入れても怪しまれない日のみにしました。

その為、最初の1、2ヶ月目は問題なく過ぎました。

しかし、3ヶ月目に思わぬトラブルが発生します。

それは、設定6を入れたものの、思うように出なかったのです。

空箱

それに怒ったのがDさんです。

Dさんは、打ち子(サクラ)に日当で決まった金額を支払っているので、利益が少ないと、自分の取り分がなくなってしまうのです。

仕方なくSさんは、Dさんの怒りを鎮めるため、サクラを使う回数を月に7、8回程度まで増やすようにしました。

そうなってくると、常連様が気付き始めてきます。

あまり見ない若者が、いつもドル箱を積んでるぞ!」と、スタッフに愚痴をこぼす用になってきました。


このままではマズイ!」と思ったSさんは、C君に、サクラを使う回数を減らしてもらうようにDさんにお願いしたいと相談します。

C君は自分がDさんを紹介した手前、責任を感じて「Dさんにお願いしてみます」と言ってくれました。


数日後、Sさんのお店の閉店後(調整終了後なので、深夜2時過ぎ)に、お店の駐車場でDさんに会う約束をしていました。

SさんとC君は、約束の場所に向かいました。

そこに停まっていたのは、1台のベンツ

Dさんの車ではありません・・・。

そして、車から出てきたのは、ひと目で一般人とは違うとわかるオーラを持った人物でした。

続く・・・。


[ 雑記 ]
パチンコ店が地域に存在する意味を示す、いい取り組みだと思う。


kenbozu @キング観光近鉄四日市店(通称よんキン)