予想だにしなかったストラクチャー熱。骨組みだけの状態に２個作れたので、1x4材上、試験的に線路などと一緒に仮置きしてみました。こうなってくると色々と色を塗ったりすれば、もう殆どヤードモジュールじゃないかと色気付いてきますが、まだ先は長そう。

左が鉄ポケ（まだ１両しか組んで無い）、右の長いNゲージ車両はジャンク中古が4000円だったので約２年前に衝動買いしていたやつ（適当に３両繋いだのでパンタ無しw）。006Pで動作確認してくれてモーターが動くことは確認の上販売してくれた、いい店だった。家で少しエンドレス運転もしたけど、それ以来、ケースにしまったきり。

トミックス線路は茶色も灰色もサイズ変更はないみたいだった。複線化したければ、間にもう１本道床付き線路を置くみたいな話だったんで、18.5 x 3 =55.5mmの幅が入れば車庫には収まる。この条件はクリアしていて、左右に16mmほど余裕があるので、ここに何か階段とか中二階のオプションパーツを、恐らく半分に切断するとかの加工をすれば置けるんではないかと。ちょっと整備工場っぽい感じで（う、実は実物知らないという話は内緒です。脳内の空想が勝手に盛り上がってしまった）。ディスプレイベースに付属の通路が実は上から吊るしてあって、いちおう高さ的にもパンタグラフと干渉はしない位置にはなっている。ただし、これが工場の作業の実際と比べて理があるかは分かんないですが。もう、ちょい下に下げるべきか。長さ面では、Nゲージ車両だと２両半が余裕で収まります。

線路の奥は吹き抜けでなく壁なので、何とかこっちの上に例の司令室をマウントできたらなと。壁は手前の門型くり抜き床板とすぐに交換できて、吹き抜けにもできます。この上に屋根を作り込めれば車庫の形に。メーカー製で三角屋根でないものもちらっと見たような。

山田化学さんの、ディスプレイベースの商品画像にサイズとか気になる部分を書き入れてみました。繰り返し言うけれど、110円でこれが揃うんですよ。「安いよ、安いよ」ってどっかの教団が昔連呼してたなぁ。何じゃあれと思ってるうちに大事件起こしちゃった。

しかし、２晩過ぎて、熱い想いが冷めてくると現実が見えてくる。これまではいいところにしか目がいかなかったが、徐々にこの改造素材の欠点が気になってきた。サイズ的には問題はないと思うが、未来のロボット兵器基地イメージと鉄道建築のずれが気になって来る。

・底板（天井）にスリットというか切り欠きの部分があって（赤丸）、これは横置きの柱にすると、メチャクチャ不自然。こんな弱い構造にする理由がないので、埋めてしまうべきだろう。

・四角い枠で囲った、スロープ部分が不要。ここは横置きだと意味がなくなるので、門型にカットする際の切り取り線に使ってしまうと良い。

・くり抜いて骨組み状にはしたが、一体これはコンクリの柱なのか、それとも鋼材なのか？　当初は鋼材イメージだったが、鋼材とコンクリ、鉄板が混ざっているようなデザインに見えてきた。アニメの中だとああいうのはグレー一色でさらっと描いて終わっちゃってるようだが、落ち着いて良くみると気になってくる。

・側板の下のトラス状の骨組み、これが地面と接するようにするのはおかしくないか？　天井からクレーンとか、作業用の高架通路を吊るす構造、ないしは梯子がかかっている部分として地面から生えているようにして、登ると、横のトラスに到達するというのがロジカルじゃないだろうか。

・このトラス形状をそのまま残すならばこれが何故必要かをデザイン的に補完してやらないといけないと思う（何かの設備と組み合わせるなどして）。このパーツを使わずに「側板」というオプションパーツを使って、全体に鉄骨の骨組みにすることも可能だけれども。そうなると１個あたり左右両脇で220円コストアップします。

・トラス状骨組みは外側に出ている部分と内側に引っ込んでいる部分というようにツラ１ではない。ここが側板を自前で貼る場合に面倒な点。また、左右の指定があって、切り欠きの形状が異なる。個人的には横長の枠トラスを外側にしたい。

・側板にしているこのフレーム、トラスだと認識していくと、そのまま鉄橋にもなるんじゃないかという、また別種の浮気妄想が発生してきた。やばい、何か作業員が渡る通路の柵という設定なら使えるんじゃないだろうか。そうすると、天井フレームの分割比が均等じゃないのが何だかおかしい。残念だなこれは。鉄橋とするなら、まずここは斜めに枠が入っているようだが。何というか、瀬戸大橋とか、かなり大規模な橋梁の二階建てフレームのように見えてきましたね。今、線路が敷いてある部分は道路と歩行者通路。鉄道は上。となってくると、木製枕木しか持ってないからダメだなとか、色々と見えてくるな。でも、この鉄骨だかの大掛かりな仕組みは巨大橋梁っぽい。あ、瀬戸大橋って鉄道が下だったかな。というか、さすがにそこまで本格的にNサイズの世界に手をだすつもりはないけれども。でも、ちょっとした加工で、こんだけ妄想広がるのはすごい可能性のある商品のような気がする。

・その他の欠点としては、天井も床も台形状で下が膨れていること。横置きするとこれが結構気になる（でも、まぁ、車庫なら天井側は見えなくなる。左右の柱はヤスリで削って傾斜なしの部分をプラ板貼って誤魔化すか）。

・鋼材としてみると、やっぱH鋼にすべきだよな。でも、中空の四角パイプってことにするしかないよなぁ。H鋼はH型に組むのか、エ型に組むのか。強度的にはエ型で使われてると思うが、そうなると、エの中心の縦棒がかなり太いものになって、結局使えないような。

枠抜きは一段落、サイズや詳細を検討