謎のブログタイトル・説明文の変更不能という仕打ちにあっていますが、メゲズにいきます。

 

ブレーキ液が残っているので、先頭車の真鍮製正面のみを漬け込んでみました。

 

キハユニ18よりもよっぼど落ちました。歯ブラシで少しこするだけでブラスの地肌が見えてきます。キハユニ18は傷が少なく塗膜の厚みもなぜか厚かったからですかね。あの苦労は何だったんだ。タイフォン部分も緩んできたので突起で突いたら外れました。

ゴム系接着剤かなにかで窓ガラスを貼った跡がものすごく汚いです。これを平らにしないとダメです。

 

紙製の側板にも少しは液がかかったはずですが、その程度ではケント紙がボロボロになるということはありませんでした。意外とペーパーモデルの塗装剥離もこの方法で行けるのかもしれませんね。残念ですが、旧型国電もそうやって丸ハゲにされる運命にあるでしょう。

 

続いてやったことは真鍮部分の撤去です。これもゴム系接着剤でケント紙と木製屋根に接着されているだけなので、側板の裏当ての小片をカッターナイフでめくってみた所、すぐに緩んできたので剥がすと、あとは面白いように割ときれいに正面部分が外れました。

 

 

小学6年から中学1年生の春休みに作ったんだよ。ゴム系接着剤とは要するにボンドG17だったかと。金属部分は常にあれで接着してましたね。窓拭き掃除用のステップの部分は裏側から3つの溝に差し込んであるので、これも恐らく塗料が完全に除かれればグラグラと動いて外せるだろうなと思ったら、やっぱりそうでした。半田付けまではやる勇気はなかったということですね。

 

カッターでこそげ落として、完全に分解しました(大した作業ではないですが)。

G17はカサカサになっており、何ら接着力を保持してません。前照灯の丸いケース、これは真鍮に開けられた穴に合わないのでセロテープを巻いて厚みを持たせてその上から接着剤を塗ったんでした。中学入学前の子供なりに頑張って工夫したつもりでした。思い出すなぁ。

 

正面パーツの下の方が少しプラモデルのバリのように盛り上がっている部分がわかりますかね。これの対策はどうするのが正解なんでしょうかね。1)全体を金工用やすりで削ってバリのない部分だけを使う、2)固い木や金属を裏に当てがってトンカチで叩いて修正する、ぐらいしか思いつかないですが。でも、何となくペンチでつまんで無理に潰せば変形するんではないか、とも思えます。失敗したら形が歪みまくるんで怖いですけど。まぁ、これは11歳の学童には無理だったですね。

 

せっかく分解したので、側板の雨樋が水平に貼られていない部分も確認してみます。

歪んでますね。窓抜きの不揃い感も少しわかりますね。

 

そして、ここまで分解したら、もう完全に分解することになりました。

 

この後はカッターとヤスリで側板の裏の、接着剤による凹凸の平坦化をやってましたが、結構しつこい。彫刻刀とかも動員しないとダメかも。「あまぎ」は国鉄特急色よりもワインレッドっぽい感じだったかも。赤はサンライズっぽい赤だったかも。この車両は割とそんな色してます。

 

内装、窓ガラス表現、塗装、色々と考えないと組み立てはできないですね。やっぱ、大変だわな、自作は。