さらに漬け置きを続けたら、屋根部分もかなり綺麗に溶けていました。

 

歯ブラシでこすって最終的に塗装は98%くらい剥がれました。屋根の端にライン状に塗料が残っていて完全には落ちていませんが、こんなもんでいいんではないでしょうか。もう、ヤスリで磨いて落とす量だと思います。それに塗膜の下は結構、錆びてました。車体に傷のあった部分から空気に触れて錆びていったのでしょうか。もっと細かいレベルの穴から湿気が入り込んだのでしょうか。いずれにせよサビ取りをするのでヤスリがけもすることになるでしょう。

 

とりあえず、ハンダごて当てて車体の補修をしました。100均の初期の頃に売っていたクランプで挟んで適当に付けたら、ちょっと歪んでしまいました。クランプで押さえた方向には良かったのですが、それに直行する方向にはズレてました。後日やり直し。

(施工前:妻面の左下を割ってしまった部分)

(半田付け、鉄道模型車体にやったのは人生初)

(よく見ると下にいくにつれ右方向に膨らんでます、ちょっと失敗)

 

うーん、材質が真鍮でないとか前の記事で書いたけど、放置していると色が少し変化していきますね。特に写真だと余計に金色っぽくなってます。もう、分かりません。あと、正面と妻板と屋根は金色っぽいと書いたけど、側板ともども薄い銀色に近い金色でした。何か銅の比率が少なめなんじゃないだろうか。そうして安く済まそうとしてたのか?(素人の推測です)

 

 

さて、ここからこの車両たちをどうしたものか。薄らとしたものはあったのですが、この機会に本格的にこの2車両のダメな部分をあげつらっていきます。

 

共通:

1)正面のディテール表現がなさすぎる

2)側板のドア手すり表現がない

3)テールランプ周辺の赤い輪っかが何か変(ネットで転がっている写真見ても、こうなっていないと思える)

4)床下機器はプラ製の汎用品だが、これもディテール弱過ぎると思う(キハ用にはキハユニを真似して作ろうと思う)

5)デカールなし(新規調達ないしは作成が必要。買うと高いやつだなこれも。透明なものにインクジェット印刷でも良い?)

6)麦球をLEDに交換したい(秋月の通販で夏に色々買ったけど、そのまんま、いつになったら着手するのか)

 

キハユニ18:

7)キハ17は動力・台車なしのジャンク品購入のため台車を作らないとならない。おそらくキハユニ18の床一式をキハ17と交換する(どちらでも良いが)

8)窓ガラスに一部剥がれ箇所(パーツは保管してある)

9)床下機器が歪んで固定されている(真横から見ると中央部分がしなっている。真下から見ると側板と並行になっていない。穴あけ失敗して無理に嵌め込んでいるみたい)

10)麦球は点くが暗い

11)客室ドア下の採光窓の穴あけが省略

12)最終的にはこれも塗装剥離後に再塗装

 

キハ17:

13)麦球のリード線が破損している。その他手持ちの麦球もほぼ同様

14)車体のサビ(放置しておくと内部から塗膜にひび割れみたいなのが出るのかも)

15)床下機器なし(このエンドウ製の床下表現程度なら自作で十分な気が)

16)台車・車輪なし(買うのは車輪のみとし、台車は自作予定)

17)客室ドア下の採光窓開けが下手な部分をハンダ?で補修(技法はよう知らんけど何となくそうやっているみたいな感じ)

18)再塗装必要(まぁ、エアブラシ始めることにはなりそうだし、一番最後になるかも)