新生児訪問をしていて

本当に出産施設の母乳への考え方、管理がそのまま続いちゃってるんだな、と実感します


ここは田舎なので

高齢の開業医の先生が多く

ほとんどがそこで出産するので

最初からミルクをあげて体重を増やしていく施設がほとんど


そうすると当然おっぱいが少ない混合栄養で退院し

そうすると私のおっぱいは出ないんだ

と思ってしまい

足りないから、とミルクの量が増えていき・・・

というお母さん達がホント多い!


病院でミルクをあげていたものを

退院してからやめるっていうことはホント勇気のいることだし

私も上の子のときはやめたけどけっこうドキドキしながら

(助産師のくせに・・・)


訪問して体重が充分に増えていて母乳中心なら

母乳だけで充分、泣いたら吸わせて、といえるけど

本当に混合の場合その後のフォローができないからなかなかそこまで踏み込めないし


病院で働いていたときlは

最初から母乳にしたいというお母さんはとにかく吸わせて

という状況に慣れてもらって退院していったから

一ヶ月検診の時にはとにかく吸わせたら完母になって体重も増えてましたー

というお母さんが多かったけど


最初の指導ってホントその後の育児まで左右しちゃうんだなって

実感しています

完母でいきたかったのに

ミルクになってしまったりというお母さんは

やっぱりちょっと残念そうだし


私として一回地域にでて退院後のママたちを見られてよかった

というかすごく勉強になってます

今後臨床に戻った時

勉強させてもらったことを還元する形で

生かしていきたいと思ってます