本シリーズの略記号<AA||AA>は、次の積分です。
次の積分Iを求めます。
I'は、「水素分子の定積分(4-1) 」で次のように既に得られています。
I'を代入すると は次のようになります。
電子2で積分します。
1.計算前の設定
●座標●
上の積分Iの式を見ると、核Aと電子2の2個です。次のような極座標を設定します。
●体積要素
●電子軌道
テンプレートの関数には核Aに、次の規格化された水素原子の1s電子軌道を使います。
核A の電子2の関数は次のようになる。
2.計算
ここでI''1、I''2、I''3を次のようにおきます。
Iは次のようになります。
そしてI''1、I''2、I''3を積分します。
I''1を積分します。
積分を計算します。
MyLibrary 3-1-2
積分を計算します。
MyLibrary 3-1-5
積分を計算します。
MyLibrary 3-1-4