どうも。

P子母です。


犬しっぽ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬あたま

↓前回の続きです。


2023年12月初旬のお話です。


風邪をこじらせ、喘息大発作を起こし、集中治療室に入るほどまで悪化していたP子。

入院して1ヶ月。

ほぼ復活!


再手術に向けて、少しずつ動きが出てきました。

まず、主治医から言われたことが、全身麻酔下で、


内視鏡検査

気管支鏡検査

十二指腸チューブによる栄養。


内視鏡検査について。

胸腔内に吊り上げたP子の胃、複雑なルートで十二指腸に向かっています。

ねじれや、狭さなどの確認、横隔膜との位置関係、十二指腸までの流れ等確認していく。

造影検査もしつつ、造影剤がどのように胃から十二指腸に向かって流れていくかを確認。


そして、2つ目。

気管支鏡検査。

食道閉鎖症のC型タイプのP子は、生まれたときに、胃側の下部食道が気管とくっついています。 

↓過去記事参照


生後すぐの手術で気管とくっついている部分を剥がして上部食道と繋げていますが、このときの気管と食道がくっついていた部分にまれにまた穴が開いてしまうとがあるそうで。

そうなると呼吸トラブルが増えるそうで。

P子の度重なる呼吸トラブルももしかしたらこういうことが考えられるのでは?とのこと。

そこで今回、気管支鏡検査もやりたいという。


そして3つ目。

それが十二指腸チューブの挿入。

P子の経管栄養お鼻のチューブは、お鼻から胃に入り、栄養剤は胃に注入されていました。

しかし、特殊な胃の構造からなかなか消化に時間が掛かったり、嘔吐しやすかったり、今回のように体調崩すとなかなか注入がうまく行かない事が多く、入退院を繰り返した結果、この2年で体重は横ばい。


12キロの壁。

ついに成長曲線から外れてしまったし。


手術に向けて、1キロでも、1グラムでも多く確実に体重を増やすために、不安定な胃を避け、十二指腸までチューブを挿入し、そこへ栄養剤を注入するようにしたいとのこと。

デメリットとしては、胃までのチューブに比べて、管理が大変になること。


例えば、チューブ挿入について、

胃管であれば、医療ド素人の母が自宅で数秒するっとできるが、

十二指腸チューブは、大学病院で、主治医が、全身麻酔下において、造影しながらの挿入になります。

※本来は全身麻酔下でなくても入る人もいるのですが、何度も言うようにP子の特殊な胃と十二指腸構造により、全身麻酔下でやらないといろいろ危険であるため。


あとは、栄養剤注入について。

胃管であれば、自然滴下でポタポタと、母の数年の勘でゆるーくできるが、

十二指腸チューブだと、点滴の機械みたいな、電動ポンプを使って、流量や時間を正確に計る必要あり。ポンプもレンタルしなければならない。


なぜか、十二指腸への注入だと、消化にかかる時間が通常よりも短くなるため、まぁ一気に腸まで行くのでね。

その結果血糖値が急上昇したり、急降下したり。

あとは、消化が追いつかず下痢してしまったり。


でも。

おそらく、この先とても大きな手術になることが予想されるので。

少しでも体重増やした上で手術に臨みたい。


やるしかなーい!



ただし、この検査をやるにあたって大問題が。


それが、喘息。


1ヶ月前、喘息の特大発作を起こし、集中治療室管理になったP子。

回復してからそれほど時間も経っていない中で全身麻酔&造影剤を使っての検査。 

内視鏡や気管支鏡挿入による、気管への刺激も。


再び喘息発作を起こすリスクがあるとのこと。


麻酔科医や、喘息の主治医など先生たちで協議の結果、本来ならばこの時期にやることはリスクが非常に大きいが、今のP子にとってはやるしかないと判断。

検査前、検査後にできうるかぎりの対策を取った上で検査に臨み、また、検査後は念の為集中治療室に入ることに。



なんだか、大事になってきたポーン


しかし、再手術に向けての大問題はまだあるのです。。



長くなったので続きます。