まずは、
手術は無事に終了しました。



ひとまず、

良かった…笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き


前回記事はこちら。この続きです。


午前10時に手術室に見送って、
手術が終わったのは翌午前3時ポーンポーンポーン

生きた心地がしないというのはこのことです。


びっくりするくらい長時間の手術、
途中トラブルがあったものの、
今回の手術でやりたかったことはやれたとのことでした。


まず、狭窄した食道の切除準備。
予想を大幅に上回る癒着がひどく、剥がすのにとにかく大変だったそう。

なので先に胃を持ち上げる準備をしたとのこと。
本来胃のある位置から肺のすぐ脇に胃を持ち上げるため、収納スペースが狭い。他の臓器との位置関係を調整し、スペースを確保。
それからまた食道の癒着部分に取り掛かったらしい。

なんとか剥がした後は、狭窄部分(およそ2センチ)を切除し、胃を持ち上げ、食道と胃をつなぎあわせる。

続いて胃の一部を切り取り、胃の入り口に巻き付け、逆流防止弁を作る。

しかし、この辺でP子の呼吸が乱れ始める。
急遽手術をストップし、呼吸を安定させるための処置。
どうやら、気管の中にごく少量血液の流入があったよう。

呼吸の安定待ち。

この時点で午後9時。
一旦ここで主治医からの状況説明。
上記のことを説明された。

その後呼吸も安定してきたとのことで手術再開。

今度は胃の出口を少し広げ、胃からその先へスムーズに進むよう処置。

そして、胃の位置がずれないように、横隔膜と胃を縫い合わせる。
本来は位は横隔膜の下にあるが、持ち上げたので横隔膜の上に出ている状態。
横隔膜の上下に伴い、胃がさらに持ち上がってしまうことを防ぐため、横隔膜と胃を固定。

最後に腸ろうの造設。
できれば胃ろうにしたかったが、持ち上げた胃の状態から、胃ろうを作るのは難しいと判断し腸ろうを作ったらしい。


これだけたくさんの処置を、なんとか頑張って耐えてくれたP子。

本当に強い子だ。



集中治療室へ行き準備が整ったと連絡が来たのが4時半。
ドキドキしながら行くと、
たくさんの管に繋がれ、体中がむくんでパンパン、超大量の点滴…。
なんとか生きている状態のP子がいた。

P子…!
頑張ったよ!!
偉かったよー!!
頑張ってくれてありがとうね。

そっと手を握る。

すると…
手が少しだけ反応した。
唇が、モゴモゴ動いた。


P子…えーんえーんえーんえーん


主治医いわく、集中治療室に戻ってくる際には少しだけ目を開けたらしい。
先生もビックリしたと言っていた。

先生にお礼言ったのかな?
私、頑張ったでしょ?って?


その後まもなく鎮静の点滴が聞いてきたのか、もう動くことはなかった。


これからしばらく、長い眠りにつく。

よく頑張ったもん。
ゆっくり寝てね。


集中治療室の雰囲気、NICUに似てる。
産まれた直後のあの物々しい感じ。


集中治療室は、コロナの関係で面会禁止。

一番しんどいときに近くにいてあげられないもどかしさ。
どのくらい集中治療室にいるかは未定。


まずは、この急性期、乗り越えられますように。