トイレットペーパーをミシン目 一つのところで切って、それを折り返して折り返して使用されます。
手が汚れませんか? それで拭けますか? と、ひやひやしながら見守ります(^_^;)
今日も、そのような場面に出会いました。
物を大切に使う精神を見習わなくては!
と思っていたところ、折り返して折り返して使用したペーパーを捨てずに、手すりの台の上に置かれました⁉︎
なぜ⁇ どうしてー⁇💦
こちらに捨ててくださいと言いたくなったけど、グッとこらえて見守ります。
すると、そのペーパーで便座を拭き始めました⁉︎
わーっ‼︎ やめてー‼︎💦
職員側からすると、そんな事をされたら不潔だから止めてく欲しいと注意したくなります。
だけど、その高齢の人にとっては意味があってやっていること。
双方にギャップを感じるけれど、相手の人の気持ちを大切に♡
不潔だと思えば、後でそっと手すり台と便座を除菌すればいいのです。
赤ちゃんや子育ての際には『叱らない子育て』が推奨されています。
高齢者にも『叱らない介護』が普及すればいいのになと思います。
『叱らない』=『受け入れる』こと。
自分がやっている事が受け入れられたら、その場は安心で安全な場所になります。
安心で安全な場所がある事で、良い介護へつながってゆきます。
『良い介護』=『しやすい介護』です。
ついつい介護している側の方が上から目線になってしまい、高齢者を注意しがちですが、それはやめてまずは良い関係・信頼関係を築くことを優先したいです。
それが 楽ちん介護への近道だから💕
* ポジティブ介護 青木天空 *