管理職になると、色々と報告を受ける事が多くあります。
これは、社内に限ったことではなく、当然、顧客を相手にビジネスをする際は、
顧客からの報告もそれにあたります。
この、た・か・が・報告業務の一つとっても、「できる人」「できない人」が明確に分かります。
報告には、4つくらいに分類されます
①起きた事を誇張して、又は、矮小して伝える
②起きた事をただありのまま伝える
③起きた事をありのまま伝え、今後の対策、対応を上席に聞く
④起きた事をありのままに伝え、自分の今後の対策、対応を考え、上席の考えを聞く
大きく分けるとこんな感じです。
これだけで、お分かりになりますよね。
①は、問題外として、
②、③は、普通です。
しかし、この普通が出来ない人が、圧倒的に多いのです。
少しでも、自分の責任を免れようと歪曲したり、
嘘の情報を伝えたり、
想像、仮想の話を盛り込んだり、
事が起きて、すぐに報告しなかったり、
色々な人がいます。
やはり、「考える事」をしない人は、ダメです。
それが、合っている、合っていないは、2の次で、
まずは、自ら考え、そして、答えを出す。
出した答えを、先輩や上席に判断を仰ぐ。
これが経験となり、「考える」癖が付き、
色々な問題にも逃げずに、向き合える力が付くのだと思っています。
営業会社に長年いれば、
●カッコだけ一人前で、中身スカスカ人
●上司、社長の前だけ、カッコつける人
●部下に、高圧的に接する人
こんな人は、結局、「できる人」ではないってことは、確実です。