区分の投資マンションにおいて、

 

「家賃金額」

 

は、最も重要です。

 

当然、立地の良い場所は、家賃が高く、物件自体の価値も高いです。

 

また、その反対で、立地が悪く、家賃が安い物件は、価値も低いです。

 

最近、投資用の新築マンション業界で起こっている問題は、

 

●新築時にだけ、家賃を上げて募集し、銀行評価を意図的に上げている

 

要約すると、

 

新築の販売時、少しでも高く売りたい為(金融機関の評価を上げる為)、

 

街の仲介業者さんに、高い手数料を払い、高い家賃額で賃貸付けをします。

 

その事を、買主の方は知りません。

 

数年後、空室になると、前回と同様の家賃では入居者が付かない為、一気に家賃の減額を了承しなければ賃貸人が付かない、

 

となります。

 

家賃が下がった分、当然、収支も悪化し、物件自体の「価値」も下がります。

 

販売会社は、少しでも、高く売りたい、と考える事は、何も問題の無い事です。

 

しかし、買主様に、新築時だけ、無理な家賃設定で入居されている物件を買わせることは、かなり疑問に思います。

 

安易な、家賃の減額交渉も、所有物件の価値を下げる事にも繋がります。