昔からのお客様から、最近、
「所有している物件、今、売り時ですか?」
という、ご質問をお受けするケースが増えました。
考えられる背景としては、
●コロナの影響で価格が下がっている
●融資の締め付けで価格が下がっている
●他の物件への買い替え
●節税効果の減少
●購入後数年経過している為、利益確保
こんな理由でしょうか。
毎月きちんとキャッシュフローが出ているケースや、
売却益が出るケースのお客様はとても良いのですが、
高額な新築マンションをご所有されておられる方は、購入後、数年では、ローン残高では価格が合いません。
ここ2、3年の間に新築を購入されておられる方は、100%損切確定です。
金額的には、1戸につき、500万円以上の損切となることもあります。
売り時なのか?、そうではないのか?
という、質問の前に、今迄の所有しておられる期間は、まず、どうだったのかの検証をしましょう。
マイナスとなっている場合は、損切覚悟で売却された方が良いかも知れません。
また、プラスとなっておられる場合は、今後の収益性(家賃金額の増減)や、今後の修繕などの費用も考慮し、
所有し続けるか、売却し、利益確定するか、選択肢が増えます。
続けるのも良し、
手仕舞いにするのも良し、
投資事で大切なことは、選択肢を増やす事です。
マイナスの状態で続ける事しか出来ない、、、
なんて事があっては、ジリ貧確定となってしまいます。