先日、公務員の36歳の方からご相談を頂きました。

 

これから、具体的なコンサルに入るので、詳細は控えます。

 

2か月前に、大手投資不動産販売会社から、新築のアパートを約9000万円で購入しました。

 

職場の先輩からの紹介だった為、最初は、信用されておられたみたいです。

 

しかし、毎月のキャッシュフローを見ると、約4万円程のプラスしかなく、

 

固定資産税や、空室のリスク、リフォームや修繕の負担など、将来にわたっての金銭的負担がそのフローでは、

 

賄えないのではないか? と、不安になられたみたいです。

 

その事を、担当営業マンに伝えると、

 

「大丈夫ですよ。 家賃は上がります。」

 

「また、オリンピックもあるので、値上がるでしょう。」

 

「サブリースもあるので、心配ないです。」

 

と、この様な、返答だったみたいです。

 

それでも、このお客様は、

 

「今、契約の解除は出来ないのでしょうか?」

 

と、尋ねると、

 

「現段階で、解除となると、違約金として、売買代金の20%を請求します。」

 

と、言われた為、しょうがないと思い、そのまま進めてしまったみたいです。

 

ここで、纏まると、

 

●購入金額 9000万円

●毎月のキャッシュフロー 約 +4万円

 

これだけ見ても、かなりヤバい事は分かりますよね???

 

原因は、価格が高すぎる事 (利回りが低すぎる) です。

 

しかも、物件の場所も、めちゃヤバいとこ。 (かぼちゃの馬車の集合エリア)

 

やはり、情報弱者の方をターゲットにした、営業方法。

 

これは、早急に手立てが必要な案件の一つです。