人は、腰の重い人、腰の軽い人、普通の人がいます。

 

つまり、判断が早い人、遅い人、判断しない出来ない人。

 

投資においては、判断しない人出来ない人は問題外ですが、

 

判断が早いから成功する、遅いから失敗するとは一概には言えません。

 

しかし、このようなケースはどうでしょうか?

 

ある区分を複数ご所有されておられるお客様から、「ローン借り換えのご相談」をお受け致しました。

 

●現在49歳

●来月で50歳

●負債総額約9000万円

●平均金利 3、3%

 

の状況で、ご相談をお受けしましたが、少し負債総額が大きいので、当社から、一戸の物件売却を提案しました。(負債を減らすため)

 

しかし、お客様からは、

 

「その物件は、いっぱい売ってくれというセールスがあるので値上がりするので手放したくはない」

 

とおっしゃられました。

 

何度も、借り換えをするのであれば早急に審査にかけないとダメである事、そんな物上げ業者の売ってくれセールス(価格)を信用してはいけない事、投資マンションの場合は立地と収益で値段が決定される事など、数日かけて説明させて頂きましたが、逆に当社が悪徳会社の様な態度をされたので、借り換えは断念しました。

 

もし、仮に、借り換えが出来ていたのであれば、

●毎月の収支改善 約5万円

●完済までの総支払金額の軽減 約800万円

 

と、なっておられました。

 

そして、数年後、お客様の方からご連絡頂き、

 

「借り換えまだ出来るかなー、、、、」

「家賃が下がったからまた負担が増えて・・・」

 

というお電話でした。

 

お客様の属性的に40歳代でしか借り換え出来ない方なので、コンサル自体お受けできませんとお断りせざる得ない返答となりました。

 

非常に勿体ないケースですが、このようなケースは結構あります。

 

判断が遅い為に招いてしまった損失ですね。