6月12日(水)。
6月12日(水)。
朝9時40分。
西荻窪駅に到着。
10時半から説明会があるので、9時すぎに到着して、少し
街を見て歩こうと思っていた。
しかし、中央線三鷹駅、横須賀線、その他一件と、三件の
人身事故で中央線快速は新宿駅で止まったまま。
わずかな時間に、三件の人身事故。
心が痛かった。
しばらく待ったが動かないので、遅れ気味の各駅停車で、
予定より30分ほど遅れて(説明会には余裕なのだが)到着。
学校を観る時、その地域の様子も必ず見ることにしている。
教え子が6年間(学校によっては10年間)通う街だ。
駅から学校までの距離。
通学路の安全度(自動車との距離など)。
通学路に飲み屋街・歓楽街はあるか。
治安はどうか。
地域住民の方々の様子はどうか。
この日訪れたのは、吉祥女子。
6年ぶり(この時はそう思っていたが、調べたら8年ぶり)か。
創立86年の伝統校。
丁寧な生徒指導。
アカデミックな学校風土。
芸術面を含めた人間教育、理系大学志望者の多さなど
から、第一志望だけでなく、今では名だたる女子進学校
の第二志望校としても注目されている。
そして、図書室が落ち着いた良い雰囲気を保っている。
蔵書82,000冊。
生徒が手に取れる本だけで45,000~50,000冊。
司書教諭の方と二人の司書の方の三人で、しっかり管
理・運営されている。
司書教諭の方は、以前お話を伺った時のことを覚えて
いて下さった。
その時は、安田教育研究所の安田先生と一緒に図書
室を見学した。その安田先生も、
「いい図書室ですねえ。」
と感心されるほど、本の管理・展示に工夫がなされて
いる。
玉川聖学院や鷗友学園、神奈川学園、桐朋中、カリタス
などでもそうなのだが、図書室の充実は、強く深く生徒の
学力や知的探究心を支え、生徒の精神的な安定にも大き
く寄与する。
「誰でも居場所があって、自分らしくいられる。」
という在校生の言葉が、実感を伴って心に残った。
「互いの価値観を尊重しましょう。」
「偏差値が高いからこの大学へ行けとは指導しない。」
という学校側の言葉に、この学校の姿勢、方向性を感じ
た。
この春、この学校に入学した生徒にも会えた。
淡々と、自分のペースで生活できていると確信した。
ひとまず安心。
学校を出て驚いた。
暑い。
この日の、都心の最高気温は、30.1℃だったそうだ。
福島県の梁川では35.2℃まで気温が上昇したらしい。
どこもかしこも国立市のようにはいかないが、通学路に
日蔭が少ないなあと思いながら歩いていると。
こんな看板があった。
線路の高架下に位置する西友(細長い造り)が、駅までの通り
抜けができるようにしていた。
お言葉に甘えて、通り抜けた。
向こう側の出口は、駅に直結していた。
こんな暑い日には有難い。
生徒達も、下校時にはここを通れるのだろうか。
新宿から町田校舎に向かうロマンスカーの車窓から、豊かな
雲を撮ってみた。
どうやら、今夏は暑くなりそうだ。
6月11日(火)の、読書女子の作品。
特に、ステッキを持った紳士のぽんずが気に入った。
こだわり男子がぽんずに挑戦。
エネルギー男子の作品。
楽しいアイデアだ。
漢字への感性が豊かなSさん。
この日も、満点だった。
読書女子。
字が、とても落ち着いてきた。
『鑑真』(笑)!
確認女子。
『 皮肉 』
合ってますよ。
5年生初のポンザー。
ネクタイに注目したのですね。
5年生のFさん。
おかのんずにこだわっていますね(笑)。
5年生のNさん。
ノートのイラストがNさんらしかったので、
「漢字テストにも描いて。」
とお願いしたら、描いてくれた。
明るくて、はっきりしていて、楽しそう。
それぞれの個性がいいなあ。