http://www.47news.jp/korean/korean_peninsula/2014/01/081390.html
朴大統領、就任後初の記者会見...「日本が協力の環境を壊している」（総合）
14/01/06 13:15
韓国の朴槿恵大統領は6日、大統領府で就任後初の内外信記者会見を開き、安倍晋三日本の首相の靖国神社への参拝などで悪化した日・関係に関し、日本の言動この両国間の協力関係の環境を壊すような状況を作っていきていると、「非常に残念だ」と話した。
日・韓首脳会談に関しては「両国間の関係の発展に役立つ結果を取得する必要があるため、事前に十分な準備が必要だと思う」と実施に慎重な姿勢を見せた。
朴大統領は昨年2月末に就任以来、外遊の際の首脳会談後の共同記者会見を持っていたり、訪問先のメディアの質問に答えたことがあるが、韓国国内では一度も記者会見を開かなかった。
朴大統領はまた、張成沢前国防副委員長の処刑後、北朝鮮情勢については、「すべての可能性を念頭に置いて、すべてのシナリオに対して徹底的に備えていきたい」とし、強力な安全保障体制を構築すると強調した。
北朝鮮の1月末の旧正月に合わせて、南北離散家族再会を実施しようと提案した。
朴大統領は就任前後から側近と相談せずに決めた閣僚と高官の失敗が相次ぎ、他の人の意見を聞かない批判を受けて支持率が50％に満たない中で政権を発足した。
その後、北朝鮮の強硬姿勢のほか、米国、中国との外交関係強化を評価され、60％前後の安定した支持を得ることになった。
ただし、昨年12月に鉄道労働者のストライキが起こるなど、政府と労組に代表される批判勢力との対立が深まる様相を見せ始めて、国民の声を聞く姿勢を強調しようと、これまで避けてきた会見に臨んだと思われる。