1960年代に登場したシチズン
初のクロノグラフ、21石、手動巻
「レコードマスター」
東京オリンピック開催の1964年(S39年)
セイコーから記念モデルとして販売された
「ワンプッシュクロノ(手動巻)」
に対抗して販売されたようですが、
積算計も無くストップウオッチ機能
は60秒以内と実用性は無いのですが、
腕にハメていると只者ではないよ~
みたいなオーラ―も漂ってますね
上側:1968年製、白文字盤、7連ブレスレット
中央:1971年製、黒文字盤、7連ブレスレット
下側:1967年製、黒文字盤、5連ブレスレット
ムーブメント:21石、手動巻、
初期キャリバー5700、
後期キャリバー5702
発売日:昭和42年(1967)~
販売価格;¥7,500~
テンプ振動数:18000回/時(5振動)
1967年の大卒初任給が25,200円
の時代に販売価格は7,500円と
廉価モデル並みの価格であったにも
かかわらず人気は無かったようです
現在の市場でも時々みかけますが、
非防水ケース構造のためでしょうか?
文字盤、長短針の劣化が目立つ個体
が多いですね
下記の個体も購入時は文字盤、
長短針の劣化を感じましたので、
ストックしてあるオリジナル文字盤
(デットストック品)へ交換してます。
又、経年による劣化?で風防の
透明感が失われてましたので、
こちらもストックしてあるオリジナル
プラ風防へ交換してます
1960s-70sに主流でした5連純正ブレスレット
もデットストック品へ交換することで、
当時の輝きが蘇りました
現在は戦後の腕時計を紹介してますが、
今後は戦前の懐中時計、腕時計、
美術品なども公開したい思っています