歌劇団に神はいた。
おはようございます。
昨日は、花組梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ/日本青年館ホール公演『はいからさんが通る』の集合日。
そう、昨日ブログにも書いて楽しみにしてた、その他の配役発表ですよ…!!
そして原作ファン(というか私)の期待を裏切らない神キャスティング…!!
やべーよやべーよー(←浮かれてこんな言葉しかでない)
特に、ここですよ、この並び。
Oz@oz_tkrzk夢の並びすぎてしにそう https://t.co/YHgOdVeCGD
2017年09月02日 16:02
最の高の高…ッッ!!
振り分け発表された時からずっと「べーちゃん(桜咲彩花さん)に花乃屋吉次さんやってほしい」と思っていた身としては、今回の配役発表、目に飛び込んできたのはただの文字じゃなかったです。
配役だけでこんなに喜んだのは今までで一番かもしれません。嬉しかったー。
そして、昨日書いた記事でも触れましたが、たそ様の牛五郎が現実のものに。
(ですよね、小柳先生)
昨日のブログで「出すのかしら…?」と言っていた、お定(牢名主)と、つめ子は配役一覧になし。
まぁ、原作内ではストーリーの本筋に必要ではない、ドタバタ部分を担うキャラクターでしたので、納得でした。
ビジュアル的にも、(コメディ要員とはいえ)宝塚で演じさせるためには間違いなくキャラ変させないと「宝塚」じゃなくなると思ってたので。
ここにですね、脚本・演出である小柳奈穂子先生の原作リスペクトを感じたんですよね。安易にキャラ変させて登場人物増やすんじゃなくて。それも嬉しかったなぁ。
さらに小柳先生好きになりました。
■配役発表を受けての原作語り
ここからは、「原作知ってるー」って方か、「原作知らないけど読んでもオッケー」って方以外は読まないほうがいいです。
ストーリーに触れますよ。
配役一覧の中にラリサ(演:華雅りりかさん)がいる時点で、原作の全体を見据えた舞台化になるようですね。
物語のクライマックスは、このラリサの存在が少尉(演:柚香光さん)と紅緒(演:華優希ちゃん)に絡んできて、なおかつ冬星さん(演:鳳月杏さん)が絡むあたりですよね。
となると、どのエピソードを入れ込んで構成するのかが楽しみになってくるわけです。ファン的には。
はいからさん=ブーツにえび茶の袴、頭のリボン…のイメージは強いので、どれくらい女学生の紅緒や環(演:城妃美伶ちゃん)が出てくるかなぁ、といったところ。
一幕が女学生時代で、二幕が職業婦人時代かな?と思ってたんですが。そうなると主要キャストなのに冬星さんたちの登場が遅くなりますよね…
女学生時代で場面に入れてほしいのは、紅緒と蘭丸(演:聖乃あすかさん)の駆け落ち未遂→牛五郎(演:天真みちるさん)が子分になったり酒場で乱闘騒ぎになったり→少尉・紅緒・環の三角関係が明らかに、な浅草オペラのシーンなんですが。
別箱で人数も少ないし、場面転換的にちょっと厳しいかな…
大劇場だったら浅草オペラのシーンはある気がするんですけど。(当時の文化を見せて「はいからさんの時代」を表現できるし、劇中劇だったらルパン三世に出てきた街の風刺劇みたいに演出できる場面かと思って)
吉次さん(演:桜咲彩花さん)が出るので、少尉と吉次さんが仲良さげに話してて、「少尉と吉次さんって…!?」っていう誤解からの紅緒の恋の気づき、少尉がロシアの戦場へ…(少尉と鬼島さんで「花の95期柚香光×水美舞斗」にテンションがあがりまくるあたり)、そして少尉の安否は…!?→ラリサとサーシャ登場で一幕、とか?
(時間とセットと出演者数が全然足んなくね)
(これ原作の三分の一しか進んでねぇし)
(そもそもちなつさん(鳳月さん)ずっと出てこないとかないわ)
とセルフでつっこんでしまいました。
んー、やっぱり原作ファンって「あれも入れてほしい」「この場面も観たい」ってなっちゃうから、上手く(というか冷静に)取捨選択できないですね。エピソードをうまく前後させて、冬星さんを前倒しで登場させるとかでしょうか?紅緒が就職後(編集長である冬星さんと出会った後)、少尉が安否不明になるとか。
とにかくですね、私、ちなつさんの冬星さんがイメージぴったりすぎて、いっぱい出てほしいんですよ。
それで、女嫌いで最初は紅緒に対しても厳しかったのに、気づいたら大事な存在になってて、いつしか自然とその思いをストレートに独白とかしちゃうちなつさんが見たいわけですよ。(だって最高じゃないですか…?)
そしてそんなちなつさんに対してべーちゃんに「子どもっぽいのね冬星さんは。女は、いつだってほれた相手のことはわすれないもんですよ 一生かけてだって…」とか大人な感じで言って欲しいんです。
(自分で書いたけど原作のココのシーンたまんねぇなオイ)
…わかってるんですよ、主演は伊集院忍少尉で、柚香さんだって。紅緒中心に物語が進む原作マンガとは違うよねっていうこと。
宝塚で、男役スターを主演に据えて上演するからには、少尉と紅緒が心を通わせていく部分とか、少尉と鬼島さんの男の友情とか、少尉と冬星さんの(紅緒をめぐる)ライバル関係とか、ラリサの存在による少尉の迷いとか、最終的な選択とか…そういうところが中心になるのかなって思う自分もいます。
でも見たいものは見たい。
夢見るのは自由ですよね。いや妄想か。
実際これ書いてて超楽しいです。原作読み返して、れいくんが華ちゃんにあんなことやこんなこと…!?とか、ちなつさんがこのセリフ言っちゃうの…?とか、べーちゃんが着物きて美しくてカッコよくて…?とか、妄想の燃料が尽きません。
公演は来月、10月7日から。
初日が明ければ観劇なさった方の感想などで展開も見えてくると思いますし、稽古場映像やナウオン、初日映像も放送されるでしょうから、それまでは原作マンガを手に、せっせと脳内劇場を楽しみたいと思います。
お付き合いいただきありがとうございました!
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