2013年6月16日。

「THE LAST CRY」 TOUR FINAL。

渋谷O-WESTのライブをもって、OZは解散しました。





終わらない夢が終わる日

ずっと永遠を信じて

でも永遠なんてない事も知ってて

明日からOZは無くなってしまうけど

みんなの心の中にずっとOZが居て

ずっと忘れないで居てくれるなら

俺達は永遠になれる





昨日のステージでみんなに一番伝えたかった事。

そしてみんなは、俺達を永遠にしてくれると誓ってくれた。

これからもずっとOZのファンで居てくれると誓ってくれた。



8年半OZを続けてきて。

そのOZを続けてきた答えが、昨日の会場には溢れていた。

俺達の大切な思い出の場所、渋谷O-WESTに。

一緒に暴れてくれて、

一緒に歌ってくれて、

一緒に泣いてくれて、

一緒に笑ってくれて。

最高の答え。

だから8年半変わらずこの5人でやってこれた事が、本当に幸せだって思えた。



そしてそれは昨日だけじゃない。

このツアーの全会場もそう。

そして今までOZでライブをしてきた1本1本もそう。

応援してくれたみんな、大切なバンド仲間、裏で支えてくれた多くの方々。

その全てが昨日のライブに繋がった。



メンバー5人、昨日は100%の力が出せたと思う。

自分達がかっこいいと思い続けたOZの音楽。

信じ続けてきたOZの音楽。

だから昨日は、その理想を追い続けてきたOZの音楽が完成した。

俺達とみんなの手によって。

やり残した事も、悔いも、何にもない。

それだけ最高のライブだったから。





OZと言うバンドは幕を閉じた。

それと同時に、俺のバンド人生も幕を閉じた。

OZは俺の全てだったし、これ以上のバンドは考えられない。

ただ俺の中で「バンド」は終わっても、「音楽」と言うものは終わらない。

もうバンドを組んでステージに立つことはないかもしれないけど、

好きな歌を歌ったり、好きな歌を聴いたり、部屋でギター弾いたり、

時には気が向いたら曲を作ってみたり。

そんな風に「音楽」は音を楽しむ事だから、一生辞める事はないと思う。

「音楽」がやっぱり好きだから。

だからみんなにも、OZがなくなっても「音楽」を辞めないで欲しい。

歌を歌ったり、歌を聴いたり、ライブに行ったり。

音を楽しむこと、一生続けて欲しい。





今までOZを応援してくれて、最後までついてきてくれて、

本当にありがとう。

たくさんのメッセージ、プレゼント、大切な想い、

本当にありがとう。

全部が全部、俺達の宝物です。



まだまだ伝えたいことは有るはずなのに、上手くまとめられそうにない。

そして同じ事を何度も何度も書きそう。



うん、最高に幸せだったよ。

そしてみんなが幸せだって思ってくれる事が、俺達の幸せだったよ。

OZが心の支えだって言ってくれてありがとう。

それは俺達にとっての支えにもなったよ。



これからの人生、みんなが前を向いて歩いて行けるのを願って。

どんな時でも、前に進んで行ける事を願って。

OZはずっとずっと、みんなを応援してるから。







最後に。

みんなにこの歌を送ります。

これを書いた時、きっとこの日の為に書いたんだと思う。



OZを応援してくれたみんな、

ずっとずっと愛してます。

そして心から感謝します。





ありがとう!




2013年6月17日

OZ Natsuki







Butterfly



重ねた愛 擲つ日々 心の奥で
満たされた 浮遊の夢
自分よりも 大切な物 手にした時に
生きる意味 謎が解けて行く

奏でた愛 刻んだ日々 瞳の奥で
隠された 無数の疵
君の過去を 知らなくても いいと思えた
未来だけ 知れたらいいから

Outside the cage
fly about ... fly around ... Don't lose light

永遠を今 願い続ける
短命の花へと 舞う蝶のように
いつかまた 雨に打たれて
か弱きその体 痛めたとしても

ずっと君を 愛してくように
ずっと君に 愛されていたい
命尽きる 事さえ忘れて
終わらぬ夢が終わるまで…



永遠を今 願い続ける
短命の花へと 舞う蝶のように
いつかまた 雨に打たれて
悲しみの雫で 濡らされても

信じ続けて 信じ続けて
現実も理想も 混ざり合う程に
いつまでも 光求めて
罅割れた雲から 降り注ぐ日まで

ずっと君を 愛してくように
ずっと君に 愛されていたい
命尽きる 事さえ忘れて
終わらぬ夢が終わるまで…