来た順番に取りかかるので、私が一才上のお婆ちゃんを。

     青島さんは娘を。

     途中で来た人は80代半ばの人ですが、最後に二人で置きました。

     お年寄りは500円と決めているので、営業にはなりませんが

     何故か私の中では、嫌でもうれしいでもない。

     心は何もない「手を置く」です。

     時の力が、私の前に連れてきてくれた人達です。



     掛川でやっているのは1時間3000円です。

     失業中の人からは、お金はいただきません。

     一番助けを必要としている人達です。

     そんな看板は何処にも出してありませんが

     私の前に辿り着いた人の状況を見て決めています。



     これで大儲けをしようとしている人にはお勧めしませんが

     ただ手を置く時間が欲しいと言う人にはうってつけです。

     その辺の、生活とのバランスは

     どんな形になるかは決まっていませんが

     それも又、自然に見えてくると言うか

     自然に出来上がってくるものだと思っています。



     もう少し手を置いて欲しいと言う人が増えたら

     又何か変わるのでしょう。

     それまでは少しばかりの人達で、続けていきます。

     人が増えたときの用意も

     これは「手を置く人」ですが

     私の意思で決まるものではないので。