ガーナから*Akwaaba! | 019|まる・いち・きゅう

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丸い地球をまわりながら考えていることの記録

昨年師走、自分のやることリスト「ポストカードプロジェクト」と加えた。シンガポールに来て以来、ハガキをいただくことが多い。せっかくなので世界各地から届く小さな幸せをオンラインでシェアしたいと思ってのことだった。いずれかは誰かプログラミングとかができる友達にお願いして3Dの地球儀上にハガキの写真が国別にタグされているみたいなものができたら面白いなぁとかも思っている。

ただ、まだそんな段階には当分至らないので、とりあえずはこのブログを使って記事を書いていくことにした。年が明けてから「文通*デジタルの時代の手書きの温かさ」という新しいテーマも作ったので、これから少しずつですが、溜まったハガキに1つ1つちょっとしたストーリーを添えながらお届けします。

さて、今日紹介するハガキはガーナから。MBA取得を目指してアメリカの大学で修行中のとある方から。この学校は冬休みに授業の一環で途上国に
生徒を派遣し、現地の会社のコンサルティングのようなものをさせるという体験型授業があるとか。彼の場合はガーナの首都アクラの製紙工場で一週間働いたらしい(くわしくはぜひこちらを)。



ハガキの裏にある写真のキャプションは「Traditional Buildings」




思わず笑ったハガキの一部を抜粋・・・


ガーナの50%はアカン族でトウィ語を話すんだけど、オレの名前はKwaku Agbyenyesiらしい。名字の方はあっているか実はあんまり自信がないけれど、とにかくLife is Greatっていう意味らしい。
(注:日本語から日本語へ意訳しました、笑)


私もトウィ語の名前が欲しいなぁ。でも、私がもらう名前もKwaku Agbyenyesiだったりして(=誰にでもLife is Greatという名前をあげていたりして)、とかもちょっと思ったり。

三角貿易・奴隷貿易の拠点としてのガーナ、アシャンティ王国が栄えた地としてのガーナ、中国の存在感が増すガーナ・・・一度も訪れたことの無い土地からハガキがくると、いつでもそのハガキはその国の歴史と文化への扉となる。