ごぼうは
その色や形が、豊作の象徴とされる
黒い瑞鶏(ズイチョウ・吉兆とされる鳥)
の尾に似ているのと
地面に深く長く根を下ろすことから
大地をとらえる豊年豊作の象徴
人参は
にんじんの赤はおめでたい色
とされ、「ん」が2つつくことから、
重ね重ね運がよいという食材
花形にするのは花が咲いて
実を結ぶということから
しいたけは
亀の甲羅のように丸い事で
長生きの象徴
里芋は
小芋が多くつくことから
子孫繁栄
れんこんは
穴が空いていることから
将来の見通しが明るいように
これらを合わせて煮ることで
個性の違うそれぞれが集う
家庭や会社が円満であるようにとの
縁起物
同じ味で煮ても
味わいも食感も違うのが
またいいのよね~
① なので、かならず使う食材
・土ごぼう、1本
皮を包丁の背でこそいで
厚めに斜め切り
・京人参、1本
皮のまま厚みを持たせて輪切り
梅形、もしくは四葉型に切って
・コロンと丸いしいたけ、6個
・里芋小芋、8個
薄めに皮を剥いて
・細めのれんこん、2節
(もしくは、20cmていど)
包丁の背で皮を薄くこそいで
輪切り
② しいたけは
石づきを外し
亀の甲羅に近づけるように
切り目を入れて皮をはぎ
市松模様に
③ 梅より作りやすい四葉方
十字に上下側面合わせて切り目を入れ
側面の線をくさび形に切り出し
皮を剥きながら角に丸みを持たせ
上下の十字に切り込みに合わせ
花びらに一番高いところから
包丁を斜めに入れ
梅形、もしくは四葉型に切ります。
剥いた皮や、しいたけの石づき
や剥いだ皮などは、
ワンコのおせちを作るのに利用。
④ その他の材料も
・こんにゃく、1丁
茹でて灰汁抜きし
1.2センチ幅程度に切って
各中央に切込みを入れて
肩一方の端を通し
手綱こんにゃくにします
・鶏もも肉、2枚
食べやすい大きさに切って
⑤ 大きめの鍋を用意して
・ごま油、大さじ1.5
中火で火を入れて
鍋がよく温まったら
・切ったごぼう
を入れて
香りが出るまで炒め
⑥ 香りが出たら鶏肉を入れて
鶏肉への熱の通りが
5割程度になるまで炒め
⑦ 甘味を先につけます
・三温糖、大さじ4
・酒(辛口の清酒)、大さじ3
・みりん、大さじ3
⑧ 水
・水、カップ2
を足して
⑨ 沸騰直前まで強火で
沸騰直前に灰汁が出てくるので
⑩ 脂は取り除かず灰汁だけ取り除き
この時に、脂と一緒に灰汁を
灰汁取りオタマですくったら
お玉の底を汁につけて
左右に優しくふると
灰汁だけが残るので
これを捨てます。
(o^-')b
脂は旨みが入ってるので
捨てないでね (o^-')b
⑪ 灰汁がきれいになったら
・醤油、大さじ3
・塩、小さじ1
・里芋、
・手綱こんにゃく
を、入れて
中火のままで5分ほど煮て
⑫ しいたけとれんこん
・切ったれんこん、
(酢水を洗わずにそのままで)
・市松しいたけ
を入れて、
できるだけ表面を平らにして
⑬ クッキングシートで落し蓋を作り
キッチンペーパーや
カットタオルだと旨味の脂も
吸ってしまうので
落し蓋か、クッキングシート
を使います
フタをして弱火で10分煮ます
⑭ 10分ほど煮たら
・四葉型に切った人参 を入れ
再度ペーパーの落し蓋と
フタをして10分弱火で煮ます。
⑮ 人参は柔らかくなりやすいので
底に沈めずに煮ます。
このまま冷めるまで置いて
⑯ 一晩置いて味を染みさせ
⑰ 盛り付けます
例年、混ぜた状態で盛り付けますが
「どれ食べたっけ?」
っという人が居るので(^^:)
種類別に盛りました。
実際この方が
取りやすかったです (o^-')b
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