[あなたのよき理解者になりたい]

 

1万人の子どもと関わった保育士

 子ども*親の気持ちに寄り添い

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オッティーママこと尾尻文枝です。 

出会った1人ひとりのママに

 “今 大切なこと”を伝えています。

 

「天使の羽根 👼みーつけた」


 No.870

 
2月初投稿になってしまいました。
 
(私の人生の振り返り・・・)
 
今回も保育園勤務時代のお話です。
 
 
新規保育士から、15年が経ちました。
 
もう16年目となり
転勤の時期を迎え4月1日役所の講堂に行き
辞令を受けるのに順番を待ち
転勤先が書いてある辞令書をもらって
帰ろうとすると・・・
 
 
「今までは田舎だったから
            今度は町でがんばってね」
        と声をかける人がいました。
 
 
なんと!!同じ町内会の方!
びっくりです。
 
 
役所に勤務されていることは
他の人から聞いたことがありましたが
まさか保育課とは思ってもいませんでした。
 
 
思いがけない出来事でしたが
みんなに見守られていることを
改めて感じながら感謝しました。
 
 
その後
転勤先の保育園に向かいました。
 
 
3月内辞があったとき
転勤先の園長先生から電話があり
『今は何歳の担任ですか』と聞かれたので
 
「年長組(5歳児)です」と応えました。
 
すると
『うちの園では
           1歳児クラスを担任してください』
           と園長先生は言われたのです。
 
 
そんなわけで
すでに担任は決まっているので
子どもたちに会うのを楽しみにしていたのです。
 
 
今度の保育園は前保育園より園児が多く
フルタイムで働くお母さんが多い保育園でした。
 
 
3歳未満児クラスの定数人数は30名。
 

保育室は2部屋ありますが
その年で割合が変わるということで
 
この年は
私の1歳児クラスは8名でした。
かたや
隣の部屋は2歳児が22名もいるのです。
 
 
すごいバランスと思いましたが
入園希望の人数なので仕方ありません。
 
 
私のクラスの保育室は広く
寝る部屋と遊ぶ部屋が区切られています。
お風呂もトイレもついています。
 
 
 
なんと幸せな環境です。
それで8名の可愛い1歳児なので
ゆったりと過ごしました。
 
 
毎日子どもたちに
「お外いく?」「それともお部屋で遊ぶ?」
と聞きます。
 
子どもたちの返事は「お外!」が恒例でした。
 
 
私は外は外でも園庭ではなく
散歩を取り入れました。
 
まだ1歳なったばかりの子どももいるので
歩きはまだ弱いので短距離を歩きます。
疲れたかなというときは乳母車に乗ります。
 
 
3月になったら「遠くに見える山に行こうね」と
目標をつくり雨・雪・大風以外は
散歩に行くのが日課になったのです。
 
 
 
1歳児は個人差が大きく
しっかり歩ける子・途中「だっこ」と
歩かなくなる子などいろいろです。
 
 
月齢の低い子どもは
少し歩いたら乳母車に乗り
立って外を見ていると思ったら
途中からは下で寝ていることもありました。
 
 
 
 
室内では、
押し入れの下も遊ぶ環境になっていたので
子どもたちに人気の場所になりました。
 
 
前園でモンテッソーリ教育を学んでいたので
ここで役立ちました。
 
どんなことをしたかというと
・デュプロ(ブロック)は色別でかごに入れる
・バラバラに入っていたままごとの食べ物などは
 お盆に貼った白い紙に食べ物そっくりの絵を
 描いておきます。
 
 
子どもは生まれ持って
整然としていること・整理されていることに
気持ちよさを感じるそうです。
 
環境によりだんだんと崩れますが…(残念)
 
 
1歳児の子どもでも
片づけになるときれいにブロックを
分けて片づけたり
 
ままごとの食べ物も絵の上に
きちんと置くことができるのです。
 
 
✨「すごいです!子どもの持つ力!」✨
 
 
♡一番感動したエピソードを紹介すると♡
 

ある日遊んだ後の片づけの時に
子どものひとりが
指差ししながら『ない!ない!』と
言っているのです。
 
 
「どうしたの?」と傍に寄ると
『ない!』と指さすところを見ると
ままごとの食べ物が1つないのです。
 
 
それで子どもは言ってくれていたことが
わかりました。
 

他の子どもたちにもお盆を見せて
「ここの絵のハンバーグがないんだって」
「みんなも探してくれる?」とお願いして
  みんなで探しました。
 
 
しばらくして  … …

ひとりの子どもが
押し入れの奥の方から
『あった!』とみつけるのです。
 
 
この行動が大切なんだと
子どもから気づかせてもらった出来事でした。
 
 
ではこのへんで・・・
 
       

 続きは次回へ
 
 
 
 
 
 
 
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