英語を味方に世界へ羽ばたこう!

親子英語講座インストラクターの神取夏子です

 

本日もご訪問、ありがとうございます

 

 

小学校で英語が導入され

来年度からは正式に成績のつく

「教科」になることも決まっており

 

 

CLIL学習を導入する学校も出てきました

 

 

CLIL学習とは

 

Content       (内容)

Language  (語学)

Integrated  (統合)

Learning    (学習)

 

の頭文字をとったもので

「クリル」と読みます

 

 

簡単に言ってしまうと

「英語を」学ぶ、のではなく、「英語で」学ぶ

 

 

主に理科や社会で学ぶ内容を英語を使って表現してみよう

 

というものです

 

 

これは諸外国でも取り入れられている学習法です

 

 

例えば・・・

 

 

amphibian 両生類

 

 

 

この単語、英検でいうと準1級レベルなんです

 

 

単語帳を見てこれだけを覚えようってつまらないし

英検5級の試験に出てくることはありません

 

 

じゃあ今覚えなくていいじゃん、って思います?

 

 

でも

これに理科の内容に取り込むと

 

 

Frogs are amphibians.

カエルは両生類です。

 

と言えます。さらに

 

They live in the water when they were babies.

赤ちゃんの時は水の中に住んでいます。

(ちなみに、カエルの赤ちゃん=オタマジャクシは tadpole です)

 

They have lungs when they become adults.

大人になったら肺ができます。

(ちなみに、エラは gill です)

 

 

どうでしょう?理科で学ぶ内容

シンプルな英語で言えちゃううんです

 

 

 

社会でも

 

 

This icon means a nursery home.

(この記号は老人ホームを意味します。)

 

 

 

This icom means a tax office.

(この記号は税務署を意味します。)

 

 

なんて言えたり。

この記号は何を表しているの?

老人ホームなら、杖(cane)と家(house)

税務署なら、そろばんの玉(a bead of an abacus)

 

 

houseは3級レベルとされる単語ですが

 

その他の単語は

cane  2級

bead 準1級

abacus 準1級

(辞典・百科事典の検索サービス Weblioから)

 

 

これらも英検的には難度の高い単語です

でも、こうやって内容を考えて言ってみると

 

 

難しい、とか、そういう感覚ではない気がしませんか?

 

 

これって英語でなんて言うんだろうね?

興味をもたせてあげること

ご家庭でトライしてみてください

 

 

ご参考になりそうな書籍ご紹介しますね

(個人的に、面白いと思ったものです)

 

https://www.amazon.co.jp/ドリル式-アメリカの小学校教科書で英語力をきたえる-ジェニファー・キャントウェル/dp/4255004072/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&keywords=アメリカの小学校の教科書で英語力をきたえる&qid=1562941238&s=gateway&sr=8-1