全くブログから遠ざかってたんですが、コロナとかで自粛な社会になり
この後もだいぶ世界は変わるだろうと感じるので、また勝手に持論を書こうかなと思います。
いま崖っぷちな業種でライブハウスがあります。
クラスタ―の発生源になるので、事業としては相当厳しいでしょう。
僕も昔はライブハウスが好きだった人間として、勝手な意見を言わせていただければ
ライブハウスはこの機会に一旦、なくなっていいんじゃないでしょうか。
ライブハウスと一般の店舗の違いって、顧客だと思います。
一般の飲食店やスポーツジム、パチンコ屋などは個々の一般客と、店とで直に繋がってます。
しかしライブハウスは、顧客がミュージシャンであって、一般客はそのミュージシャンのファンです。
なので、今日来てた客と、明日来る客では、全くなんの脈略もない訳です。
要するに、ライブハウスって出演するバンドにより、客層が入れ替わるんですよ。
とういうことは、一般客にとってライブハウスが無くなっても別にどうでもよくて
そのファンであるミュージシャンがいればいい訳です。
その構図が1970年代からずっと変わらずに今まで来たことが、大きな怠慢だと思います。
ミュージシャンの方は時代とともに進化していき、米津玄師はニコ動のボカロPとして活動したし
あいみょんもYouTubeで配信してるところをスカウトされたし、そのほかにも生配信でやってる人や
歌ってみた系の歌い手とかも、今ではライブハウスを出発点にするミュージシャンはほぼいないです。
やる側としたら、バカみたいなノルマを支払い、偉そうなブッキングに説教されながら
「育ててやった」感を出されるのは、単純に不愉快ですからね。
ライブハウスを支援するような仕組みを見かけますが、そこには人気のあるミュージシャンは全く参加してないし、だから一般にも広がらないんですよ。
支援を表明してるのは、現在もライブハウスでやってるようなアンダーグラウンドなミュージシャンばっかなんで、その人たちからすれば、活動場所がなくなるからっていう理由でしょ。
あとよく「日本は文化に対して冷たい」とか「音楽がなくなってしまう」とか言いますが
まず、ライブハウスが無くなったって音楽はなくならないですよ。
そもそも今の若い人の99%はライブハウスなんていかなくとも、ネットで音楽に触れてつんですし。
あと、ライブハウスは文化じゃないです、娯楽です。
歌舞伎とかだったら文化ですよ、歴史があるんですから。
でもロックとかEDMとか、たかだが50年ぐらいですよ。サブカルチャーとしての文化であれば解るけど、サブカルには税金は使えないでしょ。
特にライブハウスでやってるものなんて、自己満足ですから。承認欲求を満たす場所ですよ。
それは娯楽なんです。
娯楽であれば、感染のリスクがあるものは避けるのは当然です。
だって、世の中には娯楽はいっぱいあるんですから。コロナ感染リスクのない娯楽を選択すればいいことです。
最低でも2年はコロナは終息しないでしょうからね
ライブハウスは早いうちに、業種替えをしたほうがいいと思いますよ。