R32「ガラガラ音」からの脱却に成功! | 滑り屋本舗 ☆ 雪がある限りはSKIに行こか~♪

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Skiは「おバカ」、機械モンは「おタク」、文書表現能力は「ナッシング」のワタクシが
日々の出来事をユル~く綴ってます。
参考になるようなネタは皆無なので、『アホやね~♪』とか『ぷぷぷぷっ!』 と笑い
飛ばしながら読んでちょーだいませ。

20017年が明けてからのある日、「何の兆候も無く」&「唐突に」エンジンルーム内が騒がしくなったウチのR32くん。困った

エンジン始動直後からは 『 ガラガラ音 』 を、走り出せば 『 ビーン! 』 いうモーター音を、そこらかしこに撒き散らしていたのでありまスル。苦笑い

とはいえ、

相方の正指導員検定が終わるまでは修理に出す訳にいかなかったので、それこそ「だましだまし」運用しながら、以下に示したとおりの様々な原因をワタクシなりに 『 3ヶ月ほど 』 探りつつ、この6日、満を持してショップ様に入庫(入院)させました。だっしゅ




 

【考えられた様々な要因】

異音がエンジン向かって左側から聞こえているような気がしたので、先ずは「ベアリングを有する補機類」を疑ったワタクシ。

晴れオルタネータ
旧年の9/21に交換したばかりであったものの、ブツが手元に届いた時点で「中華リビルド」だった事が判明したこともあり、その瞬間から不安要素を抱える格好となっておりましたが、ここがイカれれば発電量を稼げなくなって不動化するので、まあ違うだろうなと思いました
⇒電圧計でモニターしている数値的には問題なかった(13.5V~14.2Vの間を推移)
⇒プーリーの動きを見ても「ブレ」は認められなかった
⇒でも異音の元は「ココ」のような気がしてならない(サウンドスコープは持ってないけど音量が最大)

晴れウォーターポンプ
ここが故障すると真っ先に「冷却水温の異常」に跳ね返るので、多分違うだろうと思いました
⇒水温計はド真ん中表示で安定したまま
⇒リザーバータンクのLLC(量・色・エア咬み)は全く問題なし
⇒前オーナー時代に交換履歴あり(多分「対策品」が入ってる)
⇒この部分の故障はウォータージャケット内部に飛び出てるインペラの破損を招くのでLLCが循環しなくなる


晴れパワステポンプ
ここの不具合であればステアリング操舵感に変化が認められるはずなので、違うだろうなと思いました
⇒低圧・高圧配管にオイル漏れは認められず
⇒リザーバータンク内のフルード(量・泡立ち等)は問題なし
⇒ウォータポンプと同様にインペラの破損を招く(フルードが循環しない→油圧アシストのない「重ステ」となる)


これらの補機類の問題であれば、異音が発生した段階から3ヶ月の間「警告灯が全く点灯しない」というのは考えにくく、第一、とうの昔の段階で走行に問題を来たしているハズなので、素人ながら「違うんだろうな」と判断しました。


 

次に疑ったのが、高額修理に繋がる「エンジンの右側」と「エンジン本体」なので、場合によってはR32から降りることも頭を過ぎったワタクシ。

雷タイミング・チェーンの伸び
チェーンが伸びるとチェーンガイドやカムカバーを叩く盛大な異音が発生するのですが、ワタクシは違うだろうと思いました
⇒ベルト駆動のエンジンにありがちな「破断によるエンジンブロー」は生じにくい
⇒タイミング・チェーンは吸気・排気のバルブタイミングを司っている
⇒ここが狂えばエンジンマネジメントが確実に狂うので、真っ先に警告灯が点灯するハズ
⇒症状が進めばエンジン自体が始動しなくなるが、3ヶ月もの間に渡りその兆候すらなく「快調そのもの」


雷クラッチ
問題が出るとしたらレリーズベアリングの可能性が最も高いようで、また、照会をかけていた複数のショップも「可能性としては最も高い」としておりましたけれども、ワタクシには違和感がありました
⇒レリーズベアリングであれば、クラッチを切った状態での異音は発生しないハズ
⇒レリーズフォークの欠損・曲がりであれば、既にクラッチ操作に違和感が出ているハズ
⇒クラッチの滑りもジャダーもナッシング、ミートポイント(ペダル操作)も変化なし・従前と変わらず
⇒クラッチカバーの変形による異音なら「特定回転方向のトルク感を有する振動」を伴うハズ


雷ミッション
各ギヤの欠け・メインシャフトやシンクロメッシュの異常等が代表格かと思いますが、ここは「希望的」に違うだろうと思いました
⇒ここのカテゴリにおける不具合であれば、少なからず「シフトフィール」に影響が出てくるハズ
⇒前進6つ+後退1つの何れも異常を感じさせず
⇒ミッション・デフオイルに金属粉や金属片は認められず、油量も問題なし
⇒メインシャフトが変形したのなら、クラッチと同様にトルク感を伴う振動が発生するハズ


雷クランクシャフト・ジャーナル
いわゆる「メタル流れ」によるトラブルですが、これが発生する原因(オイルが片寄りするほどの横Gがけ、EGブン回し過ぎ)を起こした記憶が全くないので 『 頼むから違っていてくれ 』 と願いました
⇒「腰下」のオーバーホール、メタルが逝くとピストンやコンロッドまで影響を及ぼす可能性が大
⇒状況によっては「エンジン載せ替え」の方が安く付く場合もあり
⇒何れにしても 『 車を直すか、車から降りるか 』 を迫られる超高額修理に直結
⇒いわゆる「エンジンブロー」ってヤツですから、3ヶ月の間も自走できる筈ナッシン(メタル流れは即ブロー)
⇒当然ですが、マフラーエンドから白煙・青煙なんぞを吹いたことはありませぬ


雷油圧式バルブ・ラッシュアジャスター
オイル管理を怠ると発生しやすいものの、直近のオイル交換まで「9000km」乗り続けたのが原因でイカれてしまうほど繊細に作られている部分なのか、素人のワタクシには判断付かず
⇒エンジンヘッド部のオーバーホールとなります
⇒V6エンジンなので「片バンク」のトラブルで済めば万々歳、それでもパーツが12個必要
⇒エンジン上方かつ左側からの異音だったため、入院させたショップ様はココを疑いました
⇒アジャスターにOEM品は無かったハズ&時間工賃もかかりそうなので20万以上の修理代を覚悟しました







R32を預けた段階でも 『 中華リビルドオルタネータ犯人説 』 を払拭できないままでしたが、さすがのワタクシも、プロの目立てがエンジン本体だったのでハラをくくり、「我が家の財務省どの」に修理代を捻出してもらう算段を立て始めていたところ、、、

異音発生場所の特定を済ませたショップ様から、やはり 『 オルタネータ 』 が原因だった旨の連絡が入りました。(超ラッキー!!)
⇒入庫直前に継続車検を済ませてしまったので、余計焦っておりました
⇒高額修理だったら、壊れるその日が来るまで「手を付けずに」余生を送らせるつもりでした
⇒補機類にかかっているVベルトを1つずつ外しながら確認していって見つけたそうです
⇒ワタクシの目立ても「まずまず通用するモン」だったようですね


んで、
ショップ様からは、新品オルタ(90Ah規格のOEM品)を用いた形での「修理提案・見積もり」が示されましたが、財務省どのの承認も何とか取り付けられたので  『 ゴルフシリーズ中で最も手間・コストがかかっている車体 』 とされ、かつ 『 この世に送り出されることが二度とないⅣ型R32 』 を引き続き保有できる運びとなりました(嬉嬉嬉。
※ワタクシ的には気にかけていたリビルド品(120Ah規格のハイワッテージもん/国内業者製)があったのですが、「持ち込み扱いとなるので工賃が上乗せされる(保証も対象外)」こと、それから「OMC品は純正と同じ扱いなので、この先に不具合が発生した際の都合が付きやすい(10万キロ保証?)」とのアドバイスを受けたこともあり、今回の提案を素直に飲みました


それにしても、

前回の交換から、僅か 『 半年とちょっとでイカれる 』 オルタネータって。。。。。
やはり、あの国の製品は基本的にダメなんですね~☆。

まあ、それが故のお値段なんかも知れませんが、誠にもって「安かろう悪かろう」「安モン買いの銭失い」の典型だったように思います。


良い教訓にはなりましたが、正に、
中華スペック
恐るべし!!!。

 


【多謝】
今回の入院は、川崎高津区にある「エムライズオート様」を頼りました。
修理を検討するにあたり、VWで定評・実績のあるショップを含む10数社に対して「故障状況の詳細な情報」を予め提供した中で 『 持ち込まなければ判らない 』 いう回答が殆どだったのに対し、「症状から○○が原因と推測されます」という回答を頂けたのが唯一エムライズオート様でした。
⇒五里霧中の中でショップを渡り歩いて価格競争(見積りあわせ)させる余裕は無かった
⇒不動に繋がる要素があったので、車を見せた時点で入庫を決めなければならないとも感じておりました
⇒ゆえに、当たり外れはあるにせよ 『 大方の検討を提示してくれるショップ 』 の出現を待っていたのです
※ある意味において「車を見てから判断して見積もり」いうのは、客を確保するための手段なんかもネ
※調子を崩した車に乗ってるユーザーの心理状態が良く判ってるんでしょーな、そういうショップは
※独国車乗りの聖地:イシカワさんは遠かったので除外(立ち往生する可能性があったため)
※世田谷の弄り系店(名前は伏せます)は工賃がディーラー並みかそれ以上なので除外(懐が保たない)


エムライズオート様は密集した民家の一角に店を構えており、工場も民家然+看板も目立たないため、初訪問の際は「え?、ココなん??」とも感じましたが、R32を確認している代表のお姿を拝見し、伺ったお話しの内容から  『 ん!、ここに任せて大丈夫!! 』  との確信に至りました。(代表は仏国車の整備等で高名なショップさんから独立した方)

交換したパーツ代もリーズナブル+工賃設定も「破格とも言える」ものでしたが、何より「オーナーの懐具合を勘案しつつのプラン提示」かつ、「真に修理が必要な部分が最優先」という職人気質の塊のようなショップ様なので、ワタクシのように懐が心配なユーザーにとっては 『 神サン・仏サンのように有り難い存在 』 と感じました。


『 ユーザーへの接し方も誠実+仕事の腕も良くて内容も堅実、かつ価格は抑えめ 』 なので、この先も末永くお付き合いさせて頂きたいなと切に願った次第です。


そういう訳で、
今回は実に良いショップ様に巡り会えました☆。

毎度のように、「WEB上で見つけた」なんちう偶然のご縁ではありましたが、ただただ感謝するしかありません。
これまでもワタクシ、自分自身が納得したショップさんとの付き合いを重ねてきましたが、そこに「高い満足度を得られていたか?」と問われれば、必ずしもそうではない場合も多かったので、、、、


うむ、今回は大満足ぢゃ!!。






ご参考:ワタクシの気持ちを納得させるための3大要件

 A:良い仕事を求めるなら「それなりの支出を覚悟する」ことは必要
 B:パーツの調達にあたっても「ショップの提案を受け入れる寛容さ」が必要
 C:プロが施した結果に対し「口を挟まない我慢強さ」も必要

所詮ワタクシは素人ですが、車の整備・補修を含む工作全般のスキルは自覚しているので、プロがプロとして「ワタクシが及ばぬような仕事をこなしてくれれば」それで十分納得しますし、それに見合った対価は「当然必要」と考えている極々普通の人間です。

その反面、これらと高い満足度は「決してイコールの関係では繋がらない」とも思っているヘソ曲がり野郎でもあります(笑。




コレは、こんなトコで
あの国の製品には気をつけましょ☆お金をドブに捨てるハメになりんす


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