先日、日経CNBCでジム・ロジャーズ氏のインタビューが放送されていました
「震災後の日本と金(Gold)」をテーマにしたインタビューでした
氏の投資理論では、
天災(地震、戦争など)後は買いだそうです。
なので、氏の資金は今、日本を買っていると言っていました。
しかし、国内の財政状況、特に国債発行額が莫大なことから
15年くらいの間にこのままでは日本は破たんすると…
抜本的な対策が必要ということでした。
さらに、米ドルについても低評価で危機的状況だと。
ユーロのほうがまだ安定しているということでした。
しかし、現在は米ドルを買い増しているとのことでした。
ただ、世界的に貨幣については信頼ができない状況であるため、
金・銀といった現物資産を持つことだと。
持っている人は手放してはいけないと話されていました。
自身も手持ちの金は持ち続けるそうです。
中国の金保有量が1年で約50%増だそうです。
中国は自国で採れる金をすべて国内で保有しており
今後、それだけでは足らなくなり、金を輸入することになると予測されていました。
また、経済発展が著しい新興国については
彼にとっては今は売りしかないそうです。
だらだらと書いてしまいましたが、
僕が感じたのは
やはり長期的な流れを見て、
自分の基準で的確に判断されているのだなということです。
世の中が強気になっているところでは売りポジション
逆に弱腰になっているところでは買いポジション
つまり逆張りということになるのでしょう。