小4の悲しい犯罪 | 【湘南】 “自ら学ぶ力”を育てる「親勉」実践中!

【湘南】 “自ら学ぶ力”を育てる「親勉」実践中!

~ 小4息子のみっく & 小1娘のなっち と、ワーママで、スキマ時間に笑いながら実践中 ~

神奈川県湘南地区を中心に活動しています。

親勉インストラクター☆えんどうあやこ☆

【小4の悲しい犯罪】
 
今日ほど親勉を知っていてよかったと思うことは
ありませんでした。
 
友人から話。
 
仕事にでている一定時間に
任〇堂ス〇ッチからのゲームの課金が、
8,000円近く発生していたことを知った友人。
 
子供に課金をしたのかを問いたところ、
 
「触ってない」「やっていない」「知らない」
 
の一点張り。
 
友人は、
カードのハッキングや盗聴等も疑い始め、
 
カード会社、通信会社、任〇堂等にも問い合わせ、
知らぬ間に課金が発生していることについて、
突き止めようとした。
 
夕方になっても、
課金の原因がわからず、
とうとう「明日は警察に連絡してみる、、」と
気を落として息子に話した友人。
 
すると。。
 
その息子が、寝る間際に、
 
「お母さん、ごめんなさい。
実は、僕なんだ。課金をしたのは。」
 
・・・・
・・・
・・
 
悲しいことに課金の犯人は、
なんと愛する「息子」だった。
 
「お父さんのカードの番号を控えておいたんだ。」
 
と、ポツリと話したそう。
 
課金が発覚した時に、
たしかに息子は
「僕は知らない。」
と言っていた、その言葉を信じていたのに。
 
まさか、息子がそんなことをするとは。
 
まだ、4年生の息子が。
 
なぜ、お父さんのカード番号を隠れてメモしたの?
 
どうして、カードの使い方がわかったの?
 
友人は気が動転して、深夜に私に話に来てくれた。
 
・・・
・・
 
私は、悲しかった。
かける言葉が、すぐに見つからなかった。
 
でも、私は最後に言った。
 
「それはさ、犯罪だね。。。。」
 
ゲームは4年生の子供であっても、
犯罪に手を染めてしまうほどの中毒性を持っている、
そんな怖さを改めて知ったし、
 
そういう行動に移せる環境を与える親にも、
責任があると強く感じた。
 
そして、
 
改めて考えた。
 
“うちの息子も、果たして同じようなことになるのか”
 
小学生に上がった息子には折々に伝えていた、
親勉的「褒め方・叱り方」の一つ。
 
「〇〇したら、お母さんの子ではありません。」
 
この言葉が息子には響いているのだろうか。
 
順序立てて今回の「事件」を息子に話した。
息子は、「それは“犯罪”だ」ということを
言わずとも理解していた。
 
そのことに、私は、ささやかに安堵した。
 
何が「正」で、何が「悪」なのか。
 
親の声掛け、接し方で、
子供の進むべき道は変わるのだ、と
改めて確信した。
 
今日ほど、この親勉流声掛けをしていたことが
よかったと思ったことは、ない。
 
 
親勉流、
褒め方叱り方、親勉の『肝』と言われている内容です。