【小4の悲しい犯罪】
今日ほど親勉を知っていてよかったと思うことは
ありませんでした。
友人から話。
仕事にでている一定時間に
任〇堂ス〇ッチからのゲームの課金が、
8,000円近く発生していたことを知った友人。
子供に課金をしたのかを問いたところ、
「触ってない」「やっていない」「知らない」
の一点張り。
友人は、
カードのハッキングや盗聴等も疑い始め、
カード会社、通信会社、任〇堂等にも問い合わせ、
知らぬ間に課金が発生していることについて、
突き止めようとした。
夕方になっても、
課金の原因がわからず、
とうとう「明日は警察に連絡してみる、、」と
気を落として息子に話した友人。
すると。。
その息子が、寝る間際に、
「お母さん、ごめんなさい。
実は、僕なんだ。課金をしたのは。」
・・・・
・・・
・・
・
悲しいことに課金の犯人は、
なんと愛する「息子」だった。
「お父さんのカードの番号を控えておいたんだ。」
と、ポツリと話したそう。
課金が発覚した時に、
たしかに息子は
「僕は知らない。」
と言っていた、その言葉を信じていたのに。
まさか、息子がそんなことをするとは。
まだ、4年生の息子が。
なぜ、お父さんのカード番号を隠れてメモしたの?
どうして、カードの使い方がわかったの?
友人は気が動転して、深夜に私に話に来てくれた。
・・・
・・
・
私は、悲しかった。
かける言葉が、すぐに見つからなかった。
でも、私は最後に言った。
「それはさ、犯罪だね。。。。」
ゲームは4年生の子供であっても、
犯罪に手を染めてしまうほどの中毒性を持っている、
そんな怖さを改めて知ったし、
そういう行動に移せる環境を与える親にも、
責任があると強く感じた。
そして、
改めて考えた。
“うちの息子も、果たして同じようなことになるのか”
小学生に上がった息子には折々に伝えていた、
親勉的「褒め方・叱り方」の一つ。
「〇〇したら、お母さんの子ではありません。」
この言葉が息子には響いているのだろうか。
順序立てて今回の「事件」を息子に話した。
息子は、「それは“犯罪”だ」ということを
言わずとも理解していた。
そのことに、私は、ささやかに安堵した。
何が「正」で、何が「悪」なのか。
親の声掛け、接し方で、
子供の進むべき道は変わるのだ、と
改めて確信した。
今日ほど、この親勉流声掛けをしていたことが
よかったと思ったことは、ない。
親勉流、
褒め方叱り方、親勉の『肝』と言われている内容です。