アインシュタインのヴァイオリン | 永田町スタッフ☆おやつのじかん♪

アインシュタインのヴァイオリン

少し以前のことになりますが・・・都内某所の住宅街で開かれた、とあるサロン・コンサートにお邪魔する機会がありました。


著名なヴァイオリニストの演奏に酔いながら、ワインとお食事を堪能しましたゾ!


( ゚,_ゝ゚) あ、本日、おやつの話題はお休みです!


このヴァィオリンが、ナント!

20世紀最大の物理学者であったアインシュタイン博士が、結ばれなかった恋人に贈ったといわれるヴァィオリン、”ヨーゼフ・グァルネリ・デル・ジェス”(1727年)でありましたっ!


そして、その恋人というのが、アインシュタインがけっこう歳をとってからの女性で、かなり年下だったというからスゴイじゃありませんか!


(´ー`)感動!いい話だなぁ。。。


アインシュタインがヴァィオリンを趣味にしていたナンテ!

頭よい人はなんでもできるんだなぁ~


実際、その音色は・・・耳に入る、というよりも「心に共鳴して入り込んでくる・・・」そんな感じで、ワタクシなんぞは演奏中に自然と涙がでてきました。

↑けっこう涙もろい


アインシュタイン アインシュタイン、ヴァィオリンを奏でるの図!


ところで、そのアインシュタイン博士の理論と勧告により、アメリカは原爆を製造し日本へ投下したのでありました!

ヾ(*`Д´*)ノ"彡☆ ケシカラン!!


もちろん、それは博士の望むところではなく、自分の研究が無差別な大量殺戮へつながったことに、心を痛まされたそうでありますナ。


いっぽう博士は今から80年以上も前、ノーベル賞受賞後に来日し、すっかり日本贔屓でいたのも事実です。いまでも来日時の白黒映像がTVで流れたりしてます。



そんな博士が来日を終えたのち、日本人へあてた予言、メッセージといわれるものがあります。



近代日本の発展ほど世界を驚かせたものはない。

一系の天皇を戴いていることが今日の日本をあらしめたのである。

私はこのような尊い国が世界に一ヶ所ぐらいなくてはならないと考えていた。


世界の未来は進むだけ進み、その間幾度か争いは繰り返されて、最後の戦いに疲れる時が来る。

その時人類は、まことの平和を求めて、世界的な盟主をあげなければならない。

この世界の盟主なるものは、武力や金力ではなく、あらゆる国の歴史を抜きこえた最も古くてまた尊い家柄でなくてはならぬ。


世界の文化はアジアに始まって、アジアに帰る。

それにはアジアの高峰、日本に立ち戻らねばならない。


われわれは神に感謝する。

われわれに日本という尊い国をつくっておいてくれたことを。



清水馨八郎『日本文明の真価』(祥伝社黄金文庫)



今年2005年は、博士が「特殊相対論」を発表して100周年。そして博士の死後50年目でもあります。

さらに原爆投下からちょうど60年・・・


日本に、世界平和実現を期待したアインシュタイン・・・


ユダヤ系ドイツ人としてナチスから迫害された博士は、たいへんな親日家であった・・・


しかし、博士の理論により製造された原爆は、唯一日本人にむけて投下された・・・

ヾ(*`Д´*)ノ"


なんともやりきれぬ因縁を感じたのでありますっ!


しかもそんな節目の年に、博士の愛したヴァィオリンを生で聴くワタクシ。

これにも因縁を感じ・・・アインシュタインの声が聞こえてきそうであります。


こんなことを想いますと、が出てきたのでありますっ!

( ー人ー)コレで泣かなければ、男でナイ!


博士の言ったように、「武力でも金力でもない」方法で世界平和を創ることに、被爆国である日本こそが努力せねばなりませんナ!

原爆の実験台にされた日本人が、その役目を担うとは・・・怖ろしい因縁でもあります!

↑ワタクシ、すぐ影響を受けやすい (´∀`)


なお、お料理の最後に出た各種ケーキ、手作りでたいそうおいしゅうございましたぁ~。

が、涙目で写真におさめること忘れました。。。

_| ̄|○




(注)上記のメッセージについては、ニセモノだ、との意見もあることは承知しています。社会主義者を公言していた博士が、天皇を称えるワケがない、などの意見もあります。今回の記事には批判のコメントがつくかも知れましぇん(泣)。


ワタクシは左翼・右翼、あるいは天皇を認める・認めない、といったイデオロギーや政治思想を議論する気はありません。博士と日本人との因縁の深さに思いをはせ、またヴァィオリンをたしなみ、愛する女性にそれを贈るような博士のココロをこそ感じ取りたい、と思い引用しております。