２０１１年８月１６日 京都・五山送り火
初めての五山送り火ってことでネットで下調べをして、前々日に下見をしに行って、万全の態勢で送り火鑑賞してきました
送り火のＭＡＰはこんな感じ
五山送り火
８月１６日午後８時から、京都盆地の周囲の山に、炎で描かれた「大」「妙法」の文字や鳥居、船が次々に浮かび上がる。
お盆に迎えた精霊をふたたび冥府に返す精霊送りの意味を持つ、あくまで宗教行事である。
市内の川沿いや御所など開けたところから遠望することができ、関係者は静かに手を合わせ先祖に思いを馳せて欲しい、としている。
東山如意ヶ嶽（支峰の大文字山）の「大文字」がもっともよく知られていて、送り火の代名詞になっている。
江戸時代後期には「い」（市原野）、「一」（鳴滝）、「竹の先に鈴」（西山）、「蛇」（北嵯峨）、「長刀」（観音寺村）などの字形もあったが、途絶えたといわれている。
京都市北部の地域で現在も行われている「松上げ」と同じような起源を持つと考えられている。
京都三大祭（葵祭・祇園祭・時代祭）に五山送り火を加え、京都四大行事と呼ばれる。
今回、初めての送り火鑑賞に選んだ場所はコチラ
船岡山公園
ネットで調べたらかなり有名な五山送り火鑑賞ポイント
なぜ有名かというと五山ある中の四山を同時にみれるという数少ないポイントの一つみたいです。。
他のポイントは一つか二つしか同時にみれないみたい
なので、初めてだし来年以降来れるかわからないのでとりあえずいっぱい見れた方がお得ってことでここに決定
しかし、ネットで調べてると有名な五山送り火鑑賞ポイントってことで凄く混むらしい・・・・
せっかくの鑑賞だし、写真も綺麗に撮りたいしってことで早めに行って場所取りもすることに
朝三時起きで四時に出発
六時過ぎに現地到着
早すぎるのはわかっていたけど、中途半端に行くよりはいいのだ
朝早く着いたけど、すでに場所取り一件。。。
それでも狙ってたベンチをゲット。。。
公園にはほとんど人はいない。。。
朝の散歩をする人はいたけどね
送り火鑑賞ポイントになってる所はこんな感じの広場
時間になるとここに人が埋め尽くされるとネットでは書いていたけど
小高い山なので京都市内を見ることが出来る。。。
京都タワー方面は見えないけど、送り火はちゃんと見えるベストなポイント。。
柵に向かってちょいと右奥方面に見えるのが
大文字といったらこの山っていう右大文字
大文字送り火
京都市東部、東山三十六峰に属する如意ヶ嶽の支峰・大文字山にある。
大文字は五山送り火に二山あり、左大文字との対比で右大文字と呼ぶ。
山麓には銀閣寺、法然院等の名刹が連なる。
そして左ちょい奥に見えるのが『妙』『法』
松ヶ崎妙法送り火
「妙」「法」から成る。
西側に位置する「妙」は万灯籠山（松ヶ崎西山）、東側の「法」は大黒天山（松ヶ崎東山）にそれぞれ浮かび上がる。
そして柵から真横に見えるのが船形
船形万燈籠送り火
京都市の北東部・西賀茂の明見山にあるが、明見山の真下で船形を見ることは難しい。
とオイラが陣取った場所は三脚を移動させることなく全て撮れるという絶好の場所。。。
ちょっとずれると、木が邪魔だったりするので、ホントにいい場所を選んだのだ
そして、ベンチより後ろの方に行けばばっちり見えるのが
左大文字
これが一番近くにある
左大文字送り火
京都市西部、大北山にある。
字形は右大文字と酷似しているが、規模から点火手法に至るまですべての面で異なる。
西大路通のわら天神交差点を北に越えると視野に入る。
ふもとには金閣寺がある。
そして、ここから唯一見えないのが鳥居型
鳥居形松明送り火
京都市西部・北嵯峨の水尾山（曼荼羅山）にある。嵐山・広沢池の近郊にあり、市内で見える場所は限定される。山麓へは新丸太町通を西に向かった後、清滝方面へ北上する。 薪を井桁に組まずに、薪を合わせた松明を燭台に乗せる。親火の所で松明に火を移し、一斉に松明をもって走り各火床に突き立てられるが、あらかじめ各火床に点火準備されていないところが、ほかの四山と異なっている。
というわけで、長時間の場所取りが始まったわけですが
少し風があったので気持ちいいけど、日が出てきたらとりあえずヤバい
そんな時は向こうに見える東屋へ避難
午前中は全然人も来ないのでとりあえずまったり。。。
下見に来る人は何名かいたけどね
そして無駄に時間が進んでいき１２時過ぎになると場所取りも１０組ぐらいに
それでも最前列はまだまだ空いてた
（まぁ～最前列だから全部見れるとは限らないんだけどね
）
まだまだ人もいないけどとりあえず三脚セット。。
とりあえず、セッティングして撮る方角などの確認
暗くなる前に準備は必要
そして徐々に周りに人が埋まってきて、隣の人と少し会話などしながら時間つぶし
そして時間が過ぎて行き１７時ぐらいから人が湧いて出てくるように増え始める
でも、１７時半でこれくらいの混雑度。。
意外と混んでないんだよね
でもそれから１時間たらずでご覧のとおり
広場が人で埋め尽くされてた
意外とゆっくり来る人が多いのかな
そして１時間を切ったあたりから後ろの人たちは立ち上がりみなさん場所を詰めて鑑賞準備に
オイラも時間が近づくにつれてテンションアップ
すごいワクワク感だった
そして時間の２０時。。
すぐには点火しなかった・・・・
・・・・・
って思ってたけど黙とうしてたみたいだね
そして、ちょっとしたら小さい明りが灯りはじめ
徐々に大の文字が浮かび上がってきた
おもわず、歓声だよね
周りも歓声で盛り上がってた
徐々にはっきりくっきり燃え上がり、夜空に大の文字が
これ見た時に一気に疲れが吹き飛んだ
来てよかったと思うとともに、被災地の方に追悼の祈りを(｡-人-｡)
望遠レンズは持ってないのでとりあえずトリミングした画像も
そして、１０分後
次は『妙』『法』が夜空に浮かび上がってきた
『妙』『法』は同時に点火するみたいだね
このポジションからだと斜めになっててはっきりと字が見えないけど、これだけ見れれば十分でしょ
そしてまた１０分後
船形点火
少し木に隠れて船底が見えないけど・・・・
取りあえず見れるってことで
そして次の左大文字が点火したら最前列の人は移動開始。。。
そうすると、空いたところに次々と人が入ってくる状態
まだ大文字や妙・法は点いたままだからね。。
みんな写真を撮りに前へ前へ
荷物が多いオイラは身動きとれずに、早く消えると願いながら待機。。。
左大文字は諦めて帰ろうとしたら、まだ点いてた
なので、三脚を再びセットして見やすいポジションへ
この時はみんな帰り始めてたから、のんびり撮影できた
消え始めてたけど、写真撮るには十分
人が減るまでずっと撮ってました
とりあえず、初めての五山送り火鑑賞
いきなり、四山見れた。。。
あとは鳥居形だけ
来年もしまた来れたら鳥居形見てコンプリートだな
今回、早く来てまで場所取りしたけど十分その価値はあったと思います
見るだけなら、ここ船岡山公園は場所取りしなくても十分見れると思う
（人は凄いけどね・・・）
でも、写真をちゃんと撮りたいなら場所取りは必要
とりあえず、ここからは見れたことだし次はもうこんなに長い時間場所取りはしない
ホント疲れるからね・・・・
もし次みるなら、鳥居型か妙・法を正面から
そして右大文字でかなり近くから見れる場所があったのでそこで望遠で写真を撮ってみたい
今回、被災地の松の木の問題でいろいろ注目された五山送り火
実際にみれてホントに感動したので来てよかったです
ちょうど盆休みだし、まだ一度も見たことない人は是非一度は見た方がいいよ
１０万人以上の人出となるみたいなので人混み覚悟が必要だけどね
とりあえず、こんな感じの五山送り火鑑賞でした。。。
以上。。。。。
写真追加
