やっと、衣替えが終わりました(*^^*)

そんなに衣装持ち、って訳でもないですが(ほぼ毎日工房作業ですからね・・・)

なんだか今年は、なかなか完了しなかった。

着ないものは断捨離して、スッキリしました。

 

さて、本日のご紹介は、生成りヌメ革で制作した

「ハーフウォレット(二つ折り財布)」と「名刺ケース」です。

 

当方でも現在は、様々なカラーの革を扱っておりますが、

革職人としての原点であり、やっぱり一番好きなのは、この素上げの「生成りヌメ革」です。

水分や汚れも染み込みやすく、扱いにくいイメージでありますが、

自分好みに経年変化した時の感動は、格別です。

 

【作品No.20190518】

生成りヌメ革で、ハーフウォレット(二つ折り財布)と名刺ケースを

2作品同時に制作いたしました。

縫製は、白麻糸を使用し、手縫いしています。

ハーフウォレットの表面は、シンプルに仕上げています。

 

ウォレットの内側には、カードポケットを、見開きで設けています。

その表面には、子ペンギンを2匹、親ペンギンを3匹あしらい、

子ペンギンには麻布(きなり)、親ペンギンには麻布(くろ)を貼り込みました。

 

羽を広げたペンギンのカードポケットの面を

パタンと倒すと、、、

レシートや領収証をはさんでおける簡易ポケットと

コインケースが現れます。

 

簡易ポケットの表面には、泳いでいるペンギンをあしらい、麻布(くろ)を

貼り込みました。

 

コインケースは、ガバっと開くボックス型なので、

小銭を探すのに、とても便利です。

 

もちろん、その背面にお札の収納ポケットを設けています。

コンパクトながら、必要最低限の収納を確保しています。

 

少し厚めの牛革で制作しているので、どうしても重厚感が出てしまいますが、

とても柔らかい革なので、扱いやすいと思います。

 

さて、名刺ケースについて

三角ポケット部分には、四葉のクローバーをあしらい、

木綿布(ビリジアン)を貼り込んでいます。

三角ポケットには、お預かりした名刺を、一時的に保管するのに便利です。

 

名刺保管ポケットは、ヌメ革の可塑性を生かし、

絞り加工(水を含ませた革を伸ばし、型付けを行います)を施し、

膨らませています。

蓋裏部分には、木の枝にとまった小鳥のモチーフをあしらい、

木綿布(ウォーターブルー、コーヒー、アイビーグリーン)を貼り込みました。

 

※生成りヌメ革は、紫外線を浴びたり、手で触れたりすることで

革をなめす時に使用する「タンニン」の作用で、経年変化が進み

「アメ色」に変化します。

その色合いは、お使いいただく人や環境によって変化します。

それが、この革の作品を使っていただく上での「醍醐味」です。

自分だけの愛用品として、育てていただければ嬉しく思います。

この度はご注文、誠にありがとうございました。

 

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本日のおまけ写真カメラ

DSC_5949.JPG

ふるさとの山梨県で、用事があり、

先日、日帰りしてきました。

お土産に買った「信玄桃」

このミニミニ段ボールのパッケージがかわいいんですよね。

 

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