灼熱のコンクリートを夕立が濡らす


熱にもだえてひっくり返った
蝉がまだ動いてた


やっと涼しくなったと

皮肉を描く



白くふやけたその腹も



この夏を謳歌したというのなら


あたしはそれ以下と言えよう


信頼が崩れる音がする



あたしのあたしへの信頼。


自分との約束を破ってしまったの



足元がガラガラ崩れる気がしたけど



打ち消すように足元で


泣き荒ぶ
蝉の断末魔